【ビル・ゲイツとマイクロチップ】人類支配のキーワード「ID2020」「量子ドットタトゥー」
【ビル・ゲイツとマイクロチップ】人類支配のキーワード「ID2020」「量子ドットタトゥー」「バイオメトリク」「サテライト監視」をケロッピー前田が完全解説!
2017年、ゲイツが出資するGaviのCEOセス・バークレイは、「予防接種には技術革新が必要だ」と訴え、「子どもに予防接種すると同時にデジタルIDを与える」というアイディアをぶち上げた。
デジタルIDというもうひとつの課題が浮上したことで、ワクチン計画にマイクロソフト社が深く関わっていくことになる。
そのことが具体化したのが、ロックフェラー財団や官民の創立メンバーも加わって、2018年に始動した「ID2020」である。
「ID2020」とは、グローバルなデジタル生体認証IDを開発普及させるためのパートナーシップである。具体的には、世界に約10億人いると言われる身分証明書を持たない人たちに、瞳の虹彩や指紋の情報を利用した「バイオメトリック(生体認証)」によって、「デジタルID(身分証明書)」を取得できるようにするというものである。同時に、そのIDで公共の支援を受けるなど、実用的な運用ができるように社会システムを構築していくことにあった。
もちろん、このような「デジタルID」はワクチン計画と巧妙に結びついている。つまり、途上国においては、ワクチン接種を提供すると同時に生体情報情報を収集することで、登録の効率化を測り、実用実験を経たのち、将来的にはすべての国や地域で運用することを目指している。
2019年末、ここに「量子ドットタトゥー」という新しい技術が登場する。MITラボのロバート・ランガーの協力のもと、ケビン・マクヒューが開発したもので、皮膚下に蛍光の量子ドット染料を注入することでタトゥーとして痕跡を残すことができる。ワクチン接種に応用するなら、接種の証を量子ドットタトゥーとして皮膚上に残ることができる。肉眼ではよく見えないがスマホのアプリなどで読み取ることができ、ワクチン接種のデジタル証明書として実用的に運用可能なものだという。
さっそく、ゲイツは「量子ドットタトゥー」を新型コロナワクチンにも組み合わせることを計画している。ポリオワクチン発見で知られるピッツバーグ大学の研究室が、ワクチン接種と同時に量子ドットタトゥーを施すことができるマイクロニードルアレイが付いた絆創膏のようなパッチを開発中である。そのことが、「日常を取り戻すためには、ワクチン接種のデジタル証明書が必要になる」というゲイツの発言の根拠となっている。
Gaviのセス・バークレイがワクチン計画に生体認証IDを組み合わせることを提案したとき、その計画がすぐに具体化した背景には、2010年から始められたインド政府による10億人規模の生体認証IDの運用実験「アドハー(AADHAAR)」の成功があった。
インドのバイオメトリックの推進者であるナンダン・ニレカニは、さっそくゲイツとの共同プロジェクトのメンバーに招かれ、ID2020にもおいても重要人物となっている。
ビル・ゲイツは、インドの「アドハー」のシステムを発展させて、デジタル免許証やデジタル銀行システム、決済のキャッシュレス化などを進めている。一方で、生体認証データの流出によるセクキュリティやプライバシーの問題もある。それでも、ワクチン接種、デジタルID、キャッシュレス社会を組み合わせて、それらをすべての人々に義務付けすることを目論む背景には、人々の行動すべてを監視しようとしてる意図が見える。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【ビル・ゲイツとマイクロチップ】人類支配のキーワード「ID2020」「量子ドットタトゥー」「バイオメトリク」「サテライト監視」をケロッピー前田が完全解説!のページです。ビル・ゲイツ、ワクチン、ケロッピー前田、新型コロナウイルスの時代、ジェームズ・コーベットなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで