天才論理学者スマリヤンが作った“世界一難しい”論理パズル「三神問題」とは!? MIT教授も激ムズ認定、一発で理解できたらマジ神!
MITの論理学教授が「最も難しいパズル」と評する“激ムズ”なパズル問題があるという。“三神問題”とも呼ばれているこのパズルとはどんな問題なのか――。
■最も難しいパズル「三神問題」とは
いわゆる“数学嫌い”な人々にとって、その主な“アレルギー反応”は数式に対面することだろう。
しかし、数学も広い意味での論理的思考である。数式に落とし込まなくとも、冷静かつ論理的に考えることでどんなに難しい問題でも“正解”に到達できるケースもある。その1つが“最も難しいパズル”である「三神問題」だ。
アメリカの論理学者、レイモンド・スマリヤン(1919~2017)によって考案され、MIT(マサチューセッツ工科大学)の論理学者、ジョージ・ブーロスによって「最も難しいパズル」と評されたこの「三神問題」だが、さっそくその問題にあたってみよう。3人(厳密には人と呼べないが)の“神様”に質問してその正体を見抜く課題である。
●3つの神、A、B、Cは、順不同で“真”、“偽”、“ランダム”と呼ばれる。
●“真”は常に真実を話し、“偽”は常に嘘を言い、“ランダム”はまったくランダムに真実を話したり嘘を言ったりする。
●課題は3つの「イエス or ノー」の質問をすることによってA、B、Cの属性を特定することである。
●1つの質問は1つの神にしか問うことができない。
●神は「イエス or ノー」を使わず、“da”か“ja”で答える。
●“da”と“ja”が「イエス or ノー」のどちらを意味するのかはわからない。
●特定の神に複数の質問をしてもよい。
以上が「三神問題」である。ちなみにブーロスによってオリジナルの問題に少しアレンジが加えられている。さて、この3人の神にどんな質問をすればよいのだろうか。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊天才論理学者スマリヤンが作った“世界一難しい”論理パズル「三神問題」とは!? MIT教授も激ムズ認定、一発で理解できたらマジ神!のページです。パズル、数学、仲田しんじ、クイズ、難問、レイモンド・スマリヤン、三神問題、論理学などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで