【緊急地震予言】千葉・九十九里浜でハマグリ大量発生は巨大地震のガチ前兆! 3.11と関東大震災の直前にも!!
■地震前兆のケースがあった
では、過去に大地震の前にハマグリなど貝類の異常行動が見られたケースはあっただろうか。地震前兆研究家として活動する筆者がすぐには思い出せないのだから、たとえあっても稀なことだろう。動物の異常行動を多く紹介している地震前兆現象の本を調べても、貝類の前兆現象についての記載は皆無である本が多い。
それでも、ごく一部だが貝類の地震前兆現象に関心をもっていた科学者がいた。一人は昭和初期に「お魚博士」として知られた魚類学者・末広恭雄(東大名誉教授)だ。末広氏は、過去の記事で紹介したように、当初は魚類の地震前兆現象に対して否定的だった。だが1963年11月11日から起きた伊豆新島・大島近海の群発地震の2日前、新島でリュウグウノツカイが捕獲されたことをきっかけに研究を始め、地震前に深海魚が見せる行動を全面的に研究すれば地震予知に役立つと確信を持つに至ったという。
末広氏は著書『魚と地震』(新潮社)で様々な魚類の前兆現象をまとめているが、貝類については、1943年9月10日の鳥取地震(M7.2、最大震度4、死者約1000人)の前兆として、「地震の4~5日前に鳥取県の海岸でサザエやアワビが海底を遠く離れた」という報告を載せている。つまり、今回のハマグリのように砂浜に上がってきたということだろう。
また、宏観異常現象研究の先駆者である東大名誉教授の故・力武常次氏(地球物理学)が著した大著『地震前兆現象』(東京大学出版会)では、東京都港区に住む女性の報告として、関東地震の発生7日前の8月25日頃から、「稲毛海岸でアサリやハマグリが沢山取れた」とある。
また、今回の九十九里浜のハマグリ大量発生直後、「Yahoo!知恵袋」で「千葉でハマグリが大量に打ち上げられたらしいですが、なぜ地震の前兆と言われているのですか?」と質問した人がいた。その回答として、あるユーザーが「私の亡くなった祖父は小学生の時に関東大震災に遭ったのですが、たまたま海に出かけていて、たくさんの貝を見かけていたそうです」と書いている。末広氏の報告も含めて、考えられる可能性としては、砂に潜っている貝類が何らかの地震の前兆を察知して、地上に姿を見せるのではないだろうか。
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2024.10.02 20:00心霊【緊急地震予言】千葉・九十九里浜でハマグリ大量発生は巨大地震のガチ前兆! 3.11と関東大震災の直前にも!!のページです。超能力、予兆、地震、宏観異常現象、千葉県、ヒプノセラピストマリア、ハマグリ、九十九里浜などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで