【トランプ】 不正満載の「米大統領選」で活躍・暗躍した女性を東大教授が選出! ペロシ、鳴霞、水責めの女王、クラーケン…

我那覇真子チャンネル(YouTube)

 体を張った活動では日本人女性も男性以上でした。アメリカ各地でBLMやANTIFAの暴動を間近に、爆音ごとレポートしてきた我那覇真子が、議事堂乱入現場でもYouTube生配信したのです。マスコミが選挙不正について沈黙しているぶん、YouTuberが大活躍したわけですが、とりわけ我那覇真子は現地情報を刻々と伝える貴重な存在でした。

 現場的立ち位置が重んじられた女性としては、鳴霞(めいか)というジャーナリストYouTuberも重要です。片言の日本語で大統領選挙の裏面を暴露してゆくのですが、元中国共産党員という経歴が独自の情報ルートを感じさせ、その言葉には重みがあったのです。ただ、終盤になるにつれフェイク色が混じる傾向があり、1月10日には「ナンシー・ペロシ逮捕」と断定して、トランプ応援団をぬか喜びさせてしまいました。女性は女性に関するニュースで勇み足になりやすいのかもしれません。

 多くの保守系評論家がトランプ支持のネット発信をしていましたが、有本香河添恵子深田萌絵大高未貴ら、やはり女性陣の冷静な言葉が光っており、陰謀論やあからさまなエンタテインメント、あるいは裏切り者糾弾合戦[2]で理性を失いがちだった男性論客らの言説を質的に上回っていたように思います。

 という具合に、中核でも周辺でも女性が大活躍したアメリカ大統領選挙でしたが、男女を分けて考えるのはけしからん、と釘が刺された一幕がありました。1月3日の第117議会で、ナンシー・ペロシが第4期目の下院議長選出を果たしたとき、ペロシは行動規範に関する奇怪な決議案を通しました。「父」「母」「息子」「娘」「兄弟」「姉妹」「夫」「妻」といったジェンダーを示す言葉を下院で使うことを非合法化し、「親」「子」「同胞sibling」「配偶者」という言葉に置き代える、という決議です[3]

 このトンデモ規則を民主党議長が出した目的は、穏健派と左派に分裂しがちな民主党をまとめ、閣僚人事から外れた極左の憤慨をなだめるためでした(極左の知的レベルも低く見られたものですね)。ペロシは引き続きトンデモな「トランプ弾劾決議案」を出してきたわけですが、それに対抗して共和党から超ブッ飛び宣言が。「バイデン就任の翌日に、バイデン弾劾決議案を出す!」ネット生放送でこう約束した下院議員がいたのです。これも女性で、マージョリー・テイラー・グリーンというQアノン信奉者。ペロシ+ハリスの鉄壁フェミ・スクラムに対しては、確かにQアノンか統一教会のようなカルト系のタックルを黙認し、左右の対消滅を見届けたい気もします。

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