【重要】「臨死体験は数秒で完全に人を変える」大学教授が発表! 脳が活動を停止すると思考が超高速かつ論理的になると証言
臨死体験についての研究を40年以上にもわたって続けているブルース・グレイソン博士(米・バージニア大学)が、臨死体験が数秒で人生を変えてしまうことを米誌「Newsweek」(3月1日付)のインタビューで明らかにした。
グレイソン博士によると、臨死体験は決して珍しいものではなく、心停止を経験した人の10~20%が臨死体験をするという。これは人口の5%程度とのことだ。そして、「臨死経験は数秒で誰かの態度、価値観、信念、行動を完全に変えることができ」、「より思いやりがあり、気遣いがあり、利他的になります。物質的なもの、つまり、権力、特権、名声、競争などには、あまり興味を持たなくなる」そうだ。
しかもこの体験は時間とともに薄れることがなく、10代の頃に臨死体験をした90代の人々は、まるで昨日のことのようにその時の体験をまざまざと感じることができ、それ以前の生活に戻ることは決してできないという。
このことは一見して良いことのように思われるが、問題になることもしばしばあるらしい。臨死体験を経て変わってしまった配偶者に耐えられず、結婚生活が破綻してしまったり、軍人や警察官が人を傷つける行為に耐えられなくなってしまったり、冷酷なビジネスマンが競争を無意味に感じるようになったりして、それまでのキャリアを続けられなくなってしまうそうだ。そうした人は多くの場合、医療、社会福祉、宗教者など人を助ける職業に就くようになるという。
臨死体験をした人は死を恐れなくなる傾向にあるが、当初グレイソン博士はこうした変化が自殺に繋がるのではないかと危惧し、実際に自殺未遂者を追跡調査したという。自殺未遂の結果として臨死体験をした人とそうでない人で比較したところ、その後の自殺願望は臨死体験をした人の方が圧倒的に少ないことが分かった。
予想に反した結果にグレイソン博士は直接、臨死体験者になぜ自殺願望がないのか尋ねたところ、彼らは死の恐怖がなくなるとともに、生の恐怖もなくなると答えたという。生きていく上で得るものを失うことを恐れることがなく、チャンスを掴む際にリスクを恐れることがなく、人生を最大限生きることを恐れることがないため、生は苦痛ではなく、より豊かで充実したものだと感じられるというのだ。
少し脱線するが、もしかしたら臨死体験とは一種の悟りのようなものなのかもしれない。たとえば、般若心経に「菩提薩埵依般若波羅蜜多故心無罣礙無罣礙故無有恐怖遠離一切顛倒夢想(菩薩は完全な智慧に依るため、心に妨げがない。心に妨げがないため、恐怖があることなく、すべての転倒した妄想から離れて涅槃に至る)」とあるように、悟りには「不安や恐怖からの解放」という側面もある。
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