猛毒キノコ御三家も発表! 「毒キノコ」を平気で食べる恐ロシアのキノコ料理&毒キノコの恐怖を亜留間次郎が徹底解説
=最凶=
炎のように赤いところからカエンタケ(火焔茸)と呼ばれる最強にヤバいキノコで、毒キノコの中で唯一、触れただけで皮膚から毒が吸収されて皮膚がただれるほどの強毒性を持っています。致死量はキノコ3グラムしかありません。
胞子を吸い込んだり触れただけでもヤバイので、真っ赤なキノコを見つけたら近寄ってはいけません。
解毒剤は存在しません。食べるとすぐに腹痛、嘔吐、下痢、眩暈、手足のしびれ、呼吸困難を起こし臓器障害を起こします。助かっても重篤な後遺症が一生残る最強の毒物で、日本だと食用のベニナギナタタケと見た目が似ているので間違えた中毒事件があります。
食用のベニナギナタタケはそんなに旨くないので、白いキノコに続いて、赤いキノコも避けた方が良いです。
煮ても焼いても無毒化されないカビの毒であるマイコトキシンによるものなので、食べてしまうとカビ中毒と区別が難しく、日本では6例しか中毒事例がありません。1997年の東京の事例は原因がよくわからず、カエンタケの疑いが強いと言うことで事例に含まれているほどはっきりわかりません。
料理にひとかけら入れるだけで必殺の毒キノコです。医師が見慣れない毒キノコ中毒なので、毒殺だとわからないかもしれません。
ただし、日本はマイコトキシンによるカビ中毒に異常なほど神経質で、もしも死者が出た場合は保健所が血眼になってカビの発生源を探すので、微量でもカエンタケの胞子が見つかるとバレます。保健所が仕事しなかったりカビ中毒が珍しくない国ならバレませんが、日本だと確実に家宅捜査されて出歩いた先まで調査されます。
殺人事件の疑いではなく、公衆衛生の問題で徹底的に調査されるので、カエンタケで毒殺すると警察ではなく保健所でバレるので日本ではダメです。
毒キノコで毒殺とか悪いことをしても必ずバレます。
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