中指立てても、チンポは立たず！ 55歳ヘヴィメタル界No.1の酒乱・屍忌蛇が「酒のやらかし・コロナ・セックス」を語る！

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――トカナの大人気シリーズ「ヘヴィメタル界の超問題児・屍忌蛇インタビュー」最新版です！

　コロナ禍は音楽業界にも影を落としている。特にヘヴィメタルと呼ばれるジャンルは、叫ぶようなボーカルと、客席で起きるモッシュやサークルが特徴であるため、バンドマンたちは活動を縮小せざるを得ない状況にあるという。そんな中、ジャパメタ界きっての酒乱として知られるギタリストの屍忌蛇（しいじゃ＝55歳）は、いかなる日常を過ごしているのか？　2年ぶりに再会した彼は、性欲の衰えこそ隠せなかったものの、アーティストとしての創作意欲はギンギンにみなぎっていた！

※過去に掲載して大反響だった「52歳ヘヴィメタル界の超問題児・屍忌蛇の“爆裂”インタビュー」5本文はコチラ

――ご無沙汰です。お元気ですか？

屍忌蛇　僕は至って元気ですけど、コロナの影響で生活はだいぶ変わりましたね。飲みにあまり行けなくなったし、ライブの回数も減った。たまに行われるライブも人数制限があるため、客入りは通常の半分ぐらい。お客さんは１メートル間隔で立たされて、全員マスク着用だし、声を出すのもNG。そんな状況を喜んでいるのは、ボーカルのNOV（VOLCANO）だけかも。なぜなら彼は、いつもMCでスベってばかりいるんだけど、客席がシーンとなっても、コロナのせいにできるからね（笑）。

――アルバムの販売もコロナの影響で滞ったのではないでしょうか？

屍忌蛇　VOLCANOの8枚目のアルバム「GODSPEED」が出た直後ぐらいに緊急事態宣言になって、流通会社からのオーダーがストップ。売り上げが、いつもの3分の1ぐらいまで落ちちゃった。だから僕の部屋、段ボールが山積みですよ。

――そんな状況にフラストレーションを感じていますか？

屍忌蛇　別に。僕らだけが辛い思いをしてるわけじゃなく、メタリカもボンジョビも同じだろうからね。

――“密”の最たるものである性交渉にも影響が出ているのでは？

屍忌蛇　あのね、コロナじゃなかったとしても、もう５年ぐらいセックスをしてないんですよ。歳ですね。もう性欲がほとんどないし、セックスのやり方も忘れてしまいました。たまに二日酔いのときに疲れマラになって自分でヌクこともあるけど、ほとんど飛ばない。自分が飛ばなくなった分、大谷翔平のホームランを見て満足しています。ほら、見て。拳にタコがあるでしょう。これ、“テレビダコ”なの。毎朝5時に起きて、畳に拳を押し付けながら大谷の試合をテレビ観戦してるから、タコができちゃった。

――外出する機会が減ると、女性との出会いも減ってしまいますね。

屍忌蛇　でもね、マンションの隣人との清らかな交流は生まれましたよ。ある日、洗濯していたら、ベランダがプールみたいに水浸しになってて。ベランダから覗いたら、隣も水浸しになってたの。悪いことしたと思って、隣人に謝りに行ったら、若いアメリカ人の女性が出てきた。「排水溝が詰まってしまったので、今から掃除します」と言ったら、「お願いします」ということになって、その子のべランダを掃除してあげたんです。結局、僕んちじゃなく、彼女の家のベランダの排水溝が詰まっていたのが原因だったんだけど、それ以来、その子と仲良くなりました。

――どんなアメリカ人なのでしょう？

屍忌蛇　20代半ばくらいで、金髪。といっても、ヘビメタのPVに出てくるようなブロンドガールじゃなく、ラクロスとかソフトボールをやっていそうなタイプ。

――いいですね！

屍忌蛇　いいですか？　留学生らしく、日本語もペラペラ。その子は動物好きらしく、犬の散歩中にすれ違うと、安兵衛（屍忌蛇の飼い犬）を愛おしそうに撫でてくれるんですよ。

――恋の予感は？

屍忌蛇　あのね……、僕はもう恋をしないことにしたんですよ（と言って寂しげにうつむく）。

――えっ？　もう恋なんてしないなんて言わないでくださいよ絶対！

 
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