【実録】もしもコックリさんが止まらなくなったら…! 20年後に襲いかかる恐怖とは!?
霊能者として相談に乗っていた時期、「神社仏閣に行った後、体調を崩した」という相談を多く受けた。ほとんどの場合「手入れされていない古い神社や寺院でお祈りをした」というケースだった。道端のお地蔵さんや祠などに、手を合わせお祈りする習慣がある人も多いだろう。しかし、よく考えてみてほしい。
お地蔵さん(地蔵菩薩)は、賽の河原に集まった子供たちを鬼から救う存在だ。つまり供養のために建立されるのだから、そこで行き倒れした人たちを鎮魂していることも多い。風水学的に言えば、行き倒れや餓死者が多く出る場所だからこそ、お地蔵さんを建立するのだ。おとぎ話に「笠地蔵」があるが、お爺さんは6体の地蔵の近所に住んでいるので、風水上いい場所に住んでいたとは言えない。風水師の中には、お爺さんがあの場所に住んでいなければもっと早くお金持ちになったし、貧乏じゃなかった!という人もいる。だから由来も不明で、誰からも手入れもされていない神様・仏様に手を合わせることは良いこととは言えない。日本人の風習とはいえ、まさに触らぬ神に祟りなしの結果を生むかもしれないからだ。
現在、中高生の間で、21世紀の「コックリさん(狐狗狸さん)」とも呼ばれる「チャーリーゲーム」が流行っている。「コックリさん(狐狗狸さん)」が欧米発祥なら、「チャーリーゲーム」はメキシコ発祥と言われている。「Charile, Charile, are you here? ?(チャーリーさん、そこにいるの)」からスタートする「チャーリーゲーム」。狐狗狸さんがお稲荷さんならば、「チャーリーゲーム」で呼び出すのは「悪魔テスカトリポカ」だ。古くからの神話に、メキシコの民衆は生贄として、生きた人間の心臓をテスカトリポカに捧げていたという。
「コックリさん(狐狗狸さん)」でも危険なのに、悪魔テスカトリポカを呼び出すのは、いかにもヤバそうだ。試したネットユーザーらによれば「コックリさん(狐狗狸さん)」同様「呪われる」「パニックになった」「体調を崩した」との報告が相次いでいる。
はっきり言おう。筆者は絶対に試したくない。今、この原稿を書いているだけで、吐き気と頭痛がし、ひどい肩の痛みもあり、鎮痛剤を飲まざるを得なかった。いや、それでも試してみたい……という物好きで無謀な方は、現代版「コックリさん(狐狗狸さん)」の「チャーリーゲーム」にチャレンジしてみるといいだろう。何が起きても不思議ではない。しかし、何が起きても自己責任だとだけ言っておこう。
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2024.10.02 20:00心霊【実録】もしもコックリさんが止まらなくなったら…! 20年後に襲いかかる恐怖とは!?のページです。コックリさん、チャーリーゲーム、降霊術、エンジェルさん、悪魔テスカトリポカ、同級生などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで