「100%幽霊が出る禁断のビル」で遂に霊の撮影に成功! 人生変わるレベルの怪奇現象連発『怪談新耳袋Gメン』緊急座談会
曰つきスポットでの心霊映像撮影に挑む、一切やらせ無しの名物シリーズ「怪談新耳袋Gメン」が、ついに完結を迎える。この8月、最後にしてシリーズ最大の問題作『怪談新耳袋Gメン ラスト・ツアー』が、映画祭「夏のホラー秘宝まつり2021」で上映される。
本作は、「新耳Gメン」と呼ばれる男たちが、さまざまな心霊スポットへと足を運びカメラを回して心霊映像の撮影を目指すドキュメンタリー。今回彼らが訪れるのは、「100%出る禁断のビル」、廃キャンプ場、レッスンスタジオ。そしてなんと、シリーズを通して厳守されていた女人禁制の掟がついに破られ、我らがTOCANAの編集長・角由紀子が満を持して参戦! この夏の上映回数はわずか4回と、超絶プレミアムな上映となるが、公式サイトでスケジュールを確認してぜひキネカ大森(東京品川区)まで足を運んでほしい。8月21日(土)、28日(土)には舞台挨拶も予定されている。
「夏のホラー秘宝まつり2021」
公式サイト http://horror-hiho.com/
「これ以上ない程の本当の心霊映像の撮影に遂に成功した」と語る制作陣だが、一体どんな映像が撮影できたのか、撮影の裏側について、出演者である映像制作会社シャイカー社長・後藤剛氏、同シリーズのプロデューサーであるキングレコードの山口幸彦氏が、そして、シリーズを通して厳守されていた女人禁制の掟がついに破られ、出演に至ったTOCANAの編集長・角由紀子氏に話を聞いた。
(前編はコチラ)
■100%出る心霊スポットで映ったもの
角 「100%幽霊が出る場所」なんて、無茶な宣伝するなあと思ったんですけど、出ましたね。もうとんでもないことが起きすぎて、本当に人生観が変わるレベルでしたよ。さすが、木原さんが50年間あたためてきた場所ですよ。(木原浩勝のインタビューはこちら)
山口 ばっちり撮れてますしね。
――撮れているとは幽霊がですか?
山口 「人間の○」が写っているんです。ガッツリと。本当に!
角 「人間の○」だけじゃなくて、アノ音と、アレと、声と……あー本当にこれは観てほしい!
――どういう状況で撮れたのでしょうか?
後藤 もともと幽霊が出ると言われているビルが都内にありまして。そこに入っているレッスンスタジオが特に幽霊が出る場所で、木原さんがそこの代表と偶然知り合って、今回の撮影に至りました。それで、そのレッスンスタジオに、1人ひとり肝試しのミッションをする様子を撮影したんですけど、その映像に凄いものがたくさん映ってしまいまして。もう、天井からアレが……。
――天井から? それは怖い!
山口 ちなみに僕がミッションをしている時にもアレが出てたんですよ。その時は僕は気づかなかったけど、映像を確認したら出てて。ばっちり映っています。
後藤 (インタビュアーの)じゅりこさんにお見せしますね。
――わっ!気持ち悪いですね。確かに「人間の○」です、うわー、すごい。
山口 実際に出るってすごいですよね。
■次々と起こる怪奇現象
角 他にもいろんなことが起きたんです。音が聞こえたりとか匂いがしたりとか。
山口 確かに匂いはした。
角 めちゃくちゃ強烈なにおいが一気に部屋中に広がるんですが、それが持続せずにピタッと消えるんですよ。普通、匂いって空間に残るじゃないですか? それが一瞬で消えるのがもう怖すぎて。あれが人為的にできるのであれば、逆にすごいテクノロジーだと思います。
山口 まあ、確かに。
――もしかして仕込みとかそういうことはないのですか?
後藤 そこのレッスンスタジオは演劇の小劇場としても使っているんです。
山口 なので、匂いを出すぐらいなら、できないことはない。疑えばいくらでも疑えちゃう。でも、消えるのはおかしいし、もしそこまでやるとしたら1億円レベルの仕込みですよ。それに、撮影前には僕らもあちこちチェックをしていて、怪しいところはなかったなあ。でも、いくら考えてもわからないんです。
角 あと、みんなで目視できた怪奇現象もありましたね。
山口 あれも、仕込めるかもしれない。けれど、そうなるとあの稽古場にやっぱり1億円レベルのお金をかけて装置を作らなければならない。もし、代表がそこまでお金をかけて怪奇現象を起こしているというのなら、違う意味で怖い。ヒトコワです。
――人が起こすとしても、なんのためにやっているのかわかりませんよね。
山口 僕は超常現象に関しては懐疑派なんですが、今回は疑ってかかるぐらい色んなことが起きすぎるんです。「幽霊は本当にいる」と証明されるぐらいのすごい場所だったのですが、あまりにも起きすぎると自分の中で受け入れられなくて疑ってしまうんですよね。
後藤 心霊ビデオにあるような怪異が本当に起きますからね。なので、すごいとは思います。
――そんなにすごいのなら、きっとテレビでも取り上げられますね。
角 間違いなく、民放がきますよね。
山口 もし人為的に稽古場をお化け屋敷に改造しているのだとしたら、Gメンじゃなくて民放に持ち込みますよ。だって、すごい場所だから。
――霊感的には何か感じられましたか?
角 足元からくる不思議な寒気みたいなのを感じました。あのゾワゾワ感は今まで体験したことがないものです。後藤さんは人影を見たそうですね。
後藤 はい、見ました。でも、あの時撮影していた定点カメラの映像を見たのですが、何も写っていなかったんです。
角 人影について詳しく教えて下さい。
後藤 僕は霊感はないのですが、人間ってセンサーみたいなものってありますよね。例えば、自然の音か人工的な音なのかというのは、聞き分けられるでしょう? そんな感じではっきりと人影を感じ取ったんです。
山口 マジ? そういえば、木原さんも人影を見たとあの時、言ってましたよね。
後藤 映ってないんだけどね。
山口 ミッション中、突然電気も消えたりするんですが、「ここから帰さない」という雰囲気を感じましたね。めちゃくちゃ怖かったです。今こんな風に偉そうに語ってますけど、僕本当はめちゃくちゃビビってましたからね。
角 山口さんビビりすぎて口数が少ないし、怖い怖い言って先に帰るし、本当に酷かった!いい意味で(笑)
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2024.10.02 20:00心霊「100%幽霊が出る禁断のビル」で遂に霊の撮影に成功! 人生変わるレベルの怪奇現象連発『怪談新耳袋Gメン』緊急座談会のページです。ホラー、心霊、怪談、怪奇現象などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで