【実録】某国立大学・医学部生が語る「科学では説明できない」現象! 祖母の祈願、母の能力、沖縄ガマでの恐怖!

 ドローンによる空中広告、サイバネティクス技術の促進、義肢義足の高機能化――未来の出来事と思われていたさまざまな技術が目前で実用化されていく現在、もはや怪談や都市伝説はエンターテイメントに過ぎない。しかし、そんな時代の中にも、人々の間に潜む何者かの影を目撃する人がいる――宗教・オカルトの専門家・神ノ國ヲが突撃取材!

――医学部の方なんですね。

Sさん:某国立大学の医学部に所属しています。いわゆる医者になるわけではないんですが、研究関連の仕事に就く予定です。医学部の自分がこんなこと言うとちょっと驚かれると思うんですが、昔から何か黒影を見たり、この世のものではない存在を感じることができるんです。いわゆる霊能力がああるのだと思います。

――確かに国立大医学部の学生から、こんな話を聞くのは意外です。

Sさん:そうですよね(笑) 生来、何か気配を感じる等、“何か”が見えていて、物心つくころ、だいたい小学生時代の後半にはそういうことを自覚していました。無邪気なもので「自分には特別な能力がある!」なんて喜んでいたものです。でも、中高生を過ぎる頃には、「こんな能力があっても、嫌な思いばかりで、何一ついいことも増えないし、嬉しくないな」と、誰にも言わなくなりました。

――そういう家系に生まれたんですか?

Sさん:実は母親がいわゆる「視える人」なんです。ぼくも驚いたんですが、受験のとき、結果を逐一全部、精確に当てられたことがありました。本当に驚きましたよ。模試でも、第一志望は確実だと、ぼくも友人も誰もがそう思っていた。なのに母は「いや、第一志望は無理、第二志望は学科を変えれば合格できる」云々って言いだして、最初、腹が立って聞かなかったんですが、事実、そうなったんです。だって合否を正確に当ててきたんですからね。「母さん、これ一体どういうこと?」って。

――合否全部は凄いですね。

Sさん:母親はあまり聞かれたくなかったのか、微妙な感じで一枚の紙を探し出して見せてくれました。それは母が結婚する以前、占い師として働いていた際の給与明細だったんです。しかも毎月100万円は軽く超える額を稼いだみたいで。つまり、母親は凄腕の占い師だったんです。給与明細をみて、ぼくも母親の不思議な力に納得しました。

 それで聞いてみた。これは家系なのかって。すると、どうやら原因は祖母にあったようです。祖母が「霊能力がほしい」とかなり熱心に神社へ参拝し、祈願し続けていたことがあり、その後、生まれた母には霊能力が備わっていた。つまり、神社での祈願は、少々変わった形で答えられた。祖母でなく娘の母に能力が備わったのではないか、ということです。

 ぼくが人ならざるナニモノかに敏感で「視えてしまう」ことも、あぁ、祖母の祈願、母親の能力の結果なんだな、と納得しましたね。

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