人間と猿の脳を分けるDNA特定? 宇宙人が我々に施したDNA操作が判明か!
人間はサルから進化した――。ダーウィン以降の生物学では当たり前の知見ではあるが、では、たとえば人間とサルの脳ではどこがどのように違っているのか。最新の研究で人間とサルの脳の違いはこれまで見過ごされてきた“ジャンクDNA”の中にあることが報告されている。
■ヒトとチンパンジーを別つ“ジャンクDNA”の働き
はるか太古から地球上であらゆる生物が進化を遂げ、その果てに我々人間が登場したと考えられているが、その“進化”は自然に引き起こされたものなのだろうか。そこに神の“介在”はなかったのだろうか――。
人類の起源の謎に斬り込むためには、ひとまず我々人間と、一番近い霊長類とを別つ要素について理解を深めなければならないだろう。そこで最新の研究では、人間とチンパンジーの脳の違いはこれまで無視されてきた“ジャンクDNA”の働かせ方にあると報告している。
チンパンジーは進化論的に我々人間に最も近い現存する種であり、共通の祖先に由来することも示唆されている。約500万年から600万年前に進化の道が枝分かれし、それぞれ今日のチンパンジーとホモサピエンスになったと考えられている。
スウェーデン、ルンド大学の幹細胞研究チームが2021年10月に「Cell Stem Cell」で発表した研究では、人間とチンパンジーの脳を異なるものにしているのは、“ジャンクDNA”にあることが突き止められている。

「生きている人間やチンパンジーを研究する代わりに、実験室で育てられた幹細胞を使用しました。幹細胞は、ドイツ、米国、日本のパートナーによって皮膚細胞から再プログラムされました。次に私たちは幹細胞を脳細胞に発達させて調べました」と、研究を主導したルンド大学の神経科学教授であるヨハン・ヤコブソン氏は説明する。
幹細胞をもとにして研究チームは実験室でヒトとチンパンジーの脳細胞を成長させ、2つの細胞タイプを比較したところ、ヒトとチンパンジーはそれぞれDNAの一部をさまざまな方法で使用していることを発見した。この方法の違いが我々の脳の発達にかなりの役割を果たしているように見えるということだ。
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2024.10.02 20:00心霊人間と猿の脳を分けるDNA特定? 宇宙人が我々に施したDNA操作が判明か!のページです。脳、iPS細胞、幹細胞、チンパンジー、進化論、ジャンクDNA、ホモサピエンスなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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