世界最恐の未解決ミイラミステリー6選! 呪い、絶叫、DNA… 人々を蠱惑する古代の謎
■コカインミイラ
紀元前1279~1213年に古代エジプトを統治したファラオ、ラムセス2世のミイラが分析されたのは1976年だった。このとき、フランスの研究者であるミシェル・レスコットは驚くべきものを発見した。ミイラを包んでいた布から大麻、ココア、タバコの成分を検出したのである。同時代の他のミイラを分析すると、体内からコカインまでもが見つかった。
大麻、ココア、タバコ、コカインはいずれも、15世紀にコロンブスが南北アメリカ大陸を発見するまで、ヨーロッパ人には知られていなかった。当初、ミイラにこれらの物質を付着させたのは不注意な学芸員や考古学者だと考えられた。しかし、その可能性が否定されたことによって、大航海時代の3000年前に大陸間で貿易が行われていた可能性があると結論付けられた。
■宇宙人のミイラ
ペルー・ナスカで2017年、5世紀にミイラ化したとされる遺体が複数体発見された。ミイラには異常に長い3本指、コーンヘッドと呼ばれる長頭、大きな2つの目という特徴があり「宇宙人のミイラ」ではないかと話題になった。 サンクトペテルブルク大学のコンスタンチン・コロトコフ博士は「(人間とは)別の生き物、別のヒューマノイド」である可能性が高いと主張した。
後に、カナダ・レイクヘッド大学が正式にミイラのDNA検査を実施し、ミイラのDNAは100%人間のものであると結論付けた。一方、ミイラのDNAは人類とも既知の動物ともいかなる関係もないという主張があり、宇宙人でなくとも、人類とは異なる進化を遂げた生物である可能性が根強く囁かれているのだ。
参考:「CNN」、「Gore Brasil」、ほか
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