世界最恐の未解決ミイラミステリー6選! 呪い、絶叫、DNA… 人々を蠱惑する古代の謎
■絶叫ミイラ
1886年にナイル川西岸で発見されたミイラは「絶叫ミイラ」として知られている。絶叫ミイラは王族のミイラの近くに埋葬されていた。しかし、他のミイラと異なり、革と羊皮で縛られ、内臓が残ったまま乾燥させられていた。このことはミイラが「汚れている」と見なされていた証である。専門家は絶叫ミイラを「名無しE」と名づけて死因について調査し、毒殺されたのではないかと推測してきた。
近年、絶叫ミイラの首に見られる跡が分析され、この跡が絞首刑によってできた可能性が示唆された。さらに、絶叫ミイラの歯から採取されたDNAから、このミイラがファラオ・ラムセス3世の息子であるペンタウアーのものであると確定された。ペンタウアーは、紀元前1155年に父親を殺害する計画に関与したという。
ラムセス3世のミイラは2012年にCTスキャンが行われ、喉に裂け目があり、足の親指が切断されていることが明らかとなった。この結果から、ラムセス3世を殺害したのは2人で、そのうちの1人がペンタウアーであるとされた。ペンタウアーは処刑された後にミイラ化されたと考えられている。とはいえ、ペンタウアーがなぜ「絶叫」しているのかは現在も未解決である。
■「アディダスブーツ」を履いたミイラ
2016年、西シベリア、モンゴル、カザフスタンにまたがるアルタイ山脈で、標高10,000フィート(約3000m)の場所から奇妙なミイラが見つかった。考古学者はミイラが1,000年以上前に死亡した女性であると特定。死因は頭部の傷で、死亡時は30~40歳だったとみられている。ミイラは低温のおかげで保存状態が良好だった。

この発見で最も注目されたのは、ミイラが履いていた靴がアディダスのスノーボードシューズに酷似していたことである。フェルトでできた靴は、甲の部分が赤と黒のストライプ模様で、留め金やステッチもついていた。世界的なニュースとして報じられ、ファッション専門家が現地紙に「ユニークでスタイリッシュ」とコメントするなど大いに話題となった。
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2024.10.02 20:00心霊世界最恐の未解決ミイラミステリー6選! 呪い、絶叫、DNA… 人々を蠱惑する古代の謎のページです。呪い、ミイラ、未解決、ツタンカーメン、行方不明などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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