15年間「野菜だけ」の女性、完全肉食に切り替え結果…! 身体に想像を絶する異変=米
菜食主義に問題があると考えたカーターさんは、肉食主義者であるアンバー・オハーン氏に触発され、菜食主義を捨てた。1日に1.5ポンド(約675g)のレッドミート(牛などの赤身肉)を食べる完全肉食主義に切り替えたところ、潰瘍性大腸炎が改善され、体重も59kgから54kgに減少したという。現在の1日の食事メニューがこれだ。
朝食:クリーム入りのコーヒー
昼食:ステーキ450g
夕食:ステーキ225g、時々、卵とベーコンを追加
飲み物:1日を通して水、コーヒー、炭酸水
野菜は健康に良いものだというのは、もはや常識となっているが、カーターさんは厳しい菜食主義を続けている人々に向けて、野菜の量を少し減らし、肉も食べるようにアドバイスしている。
カーターさんと同じように菜食主義のせいで健康問題を抱えているヴィーガンは他にもいる。今年3月、ヴィーガンとして人気を博していたYouTuberのヨヴァナ・メンドーサ・アイレスさんが、こっそり魚を食べていたことが発覚し、SNSが炎上した。アイレスさんは、完全菜食主義を続けているうちに生理が来なくなり、貧血気味で、甲状腺ホルモンが低下、カーターさんと同じようにカンジダ症を発症し、消化器系にも問題を抱えていたという。
咄嗟に魚を隠すアイレスさん
しかし、完全菜食主義よりも完全肉食主義が優れていると早合点してはいけない。専門家は肉食主義では重要なビタミンやミネラルが欠乏し、がんや心臓病に繋がる危険性があると指摘しているため、カーターさんのように完全な肉食主義に徹するのも考えものなのだ。現在は健康だが、今後重篤な健康問題が出る可能性は否定できない。完全菜食でも完全肉食でもなく、まずはバランスの取れた食事を心掛けたいものだ。
参考:「Daily Mail」、ほか
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