漫画『くそみそテクニック』のハッテン場事情はグローバルスタンダードだった!
漫画『くそみそテクニック』のハッテン場事情はグローバルスタンダードだった! 欧米のガチすぎる「やらないか」研究(亜留間次郎)
欧米ハッテン場の取り締まり
欧米のハッテン場は非合法な物で、昔からハッテン場の取り締まりが行われ、時には著名人が逮捕されたこともあります。
逮捕された著名人は逮捕時点では同性愛者であることを隠していた人ばかりで、事件になってから初めてカミングアウトしています。
イギリスで同性愛は犯罪ではなくなりましたが2003年に出来た「Sexual Offences Act 2003」という法律で公衆トイレの中で自慰を含む性行為を禁止しています。
アメリカでは秩序を乱す行為(Disorderly conduct)という法律で逮捕されます。この法律では公共の場で猥褻な言葉を発する、ジェスチャーをするだけで逮捕なので阿部高和みたいに胸を開いて「やらないか」と言っただけで逮捕されます。
欧米では昔は同性愛を処罰する法律でハッテン場を取り締まっていたのですが、同性愛が合法化した現在は別の法律を持ち出してハッテン場を取り締まっています。
日本では明確に犯罪とする法律はないので大丈夫そうですが、海外のハッテン場に出かけるときはご注意ください。
欧米でロリコンのおとり捜査で写真一枚持っていたら逮捕有罪なんて話は有名ですが、実はハッテン場も同じように「やらないか」の一言だけでおとり捜査の警察官に逮捕される世界だったのです。
こうした問題を考えると、児童ポルノが違法ではなくなってもロリコンは逮捕有罪にされる気がしています。
同性愛が犯罪だった1962年にアメリカのオハイオ州マンスフィールドで行われた大規模な捜査ではハッテン場だった公衆トイレにカメラを仕掛けて撮影しました。
このフイルムは裁判の証拠になり38人がソドミー罪で有罪判決を受けて投獄され、ハッテン場だったトイレは裁判後に取り壊されました。この映像は2007年に販売されたのでネット上にあるかと思って検索してみたらありました。タダの盗撮映像なので面白くはないです。
大規模に取り締まられているだけあって有名人が逮捕有罪になった事例も多く、1998年4月にシンガーソングライターのジョージ・マイケルが警察のおとり捜査に引っかかってハッテン場になっていたロサンゼルスの公衆トイレで逮捕されました。
彼は後にゲイであることをカミングアウトしていますが、イケメンの大物のシンガーソングライターが声をかけてきて偶然やれるチャンスがあるハッテン場が実在したことを考えると、通りすがりに阿部高和みたいなイケメンから「やらないか」と声をかけられるのはフィクションでもなかったみたいです。
1998年10月、英国労働党のロン・デービス議員が有名なハッテン場だったロンドン南部のクラパムにある都市公園のトイレでナイフを突きつけられ強盗に襲われました。
ハッテン場でやらないかしているゲイなら強盗しても被害届を出さないと思った強盗に襲われたのです。ロン・デービス議員は国会議員を辞職することになりました。
彼はその後も懲りずに2003年3月にはトイレとならぶもう一つのハッテン場である高速道路の休憩所で「やらないか」しているところを『ザ・サン』の記事にされて2度目の辞任をしています。
2007年6月11日、アメリカの上院議員ローレンス・エドウィン・クレイグはハッテン場になっていた空港のトイレで逮捕されましたが、当時はこのトイレがハッテン場だったことが広く知られていたらしく、おとり捜査の警察官がゲイのフリをして歩いていました。
クレイグ議員はおとりの警察官に「やらないか」に相当するジェスチャーをしただけでおとり捜査に引っかかって逮捕されたのです。クレイグ議員は議会でLGBTの権利に反対していただけに面倒になりました。
自分はゲイじゃないと主張したせいでゲイの皆さんから猛烈なパッシングを食らい、ハッテン場で関係したことがあったと主張する8人のゲイが新聞に出たりして大騒ぎになりました。最後は追い詰められて辞職して、複数のフィクションでネタにされました。
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2024.10.02 20:00心霊漫画『くそみそテクニック』のハッテン場事情はグローバルスタンダードだった! 欧米のガチすぎる「やらないか」研究(亜留間次郎)のページです。トイレ、ゲイ、同性愛などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで