漫画『くそみそテクニック』のハッテン場事情はグローバルスタンダードだった!
漫画『くそみそテクニック』のハッテン場事情はグローバルスタンダードだった! 欧米のガチすぎる「やらないか」研究(亜留間次郎)
【薬理凶室の怪人で医師免許持ちの超天才・亜留間次郎の世界征服のための科学】
バラ族に掲載された漫画『くそみそテクニック』と主人公の阿部高和で有名になりましたがハッテン場と同じ意味の言葉は外国にも広くあります。
ドイツ語:Klappe
イギリス英語:Cottaging
オーストラリア英語:Gay beat
アメリカ英語:Tearoom
研究倫理がアウト過ぎる「ハッテン場研究」
そして、世の中にはハッテン場の研究で有名になったアメリカの学者がいます。通称:ラウド・ハンフリーズこと本名:ロバート・アラン・ハンフリーズ社会学博士です。
ラウドは彼が子供の時に米国聖公会で洗礼を受けたときの洗礼名で、成人してからシーベリー・ウェスタン神学校(Seabury-Western Theological Seminary)で神学修士号を取得して1955年に聖公会の司祭に叙階された本物の司祭です。
ラウド・ハンフリーズはハッテン場研究者としての名前であると同時に司祭としての名前でもあります。
ハンフリーズ博士の研究はハッテン場にやってきた人達のプライベートまで詳細に調べているのですが、調査方法が「のぞき」「盗撮」「ストーキング」「偽装身分で訪問調査」と研究倫理がアウト過ぎで、車のナンバーから持ち主を特定して家を突き止めて身分を偽ってインタビューしたりと探偵みたいな調査をしていた問題のある人です。
それだけに、倫理的にまともな調査では得られない生データであるとの評価も高い一面もあるので、研究とは何かを問いかける問題作です。
ハンフリーズが書いたハッテン場研究本である『ティールーム・トレード』は、今でもアマゾンでキンドル版が買えるので興味のある人にはお勧めです。
面白いことにアメリカで行われた調査なのに日本の漫画である『くそみそテクニック』と状況がよく似ています。
ティールームとはアメリカにおけるハッテン場になっている公衆トイレの隠語でイギリスではコテージと呼ばれています。完全に日本の漫画に登場したハッテン場そのままです。
そして、魅力的な男性が通りすがりの男性を性的に誘ってトイレの中で行為にいたるところまで完全一致しています。あの漫画の描写は日本独自ではなく、グローバルスタンダードだったようです。
博士の研究によるとハッテン場に集まる人達は恋愛感情を求めないその場限りの性行為を求めていると言っています。ハッテン場は一年のうちで4月から10月にかけての暖かい時期に活動が活発になるそうです。
一日に複数回の行為に及ぶ人も多く繁忙期には1日平均3人の男性と関係を持つ人も居るそうです。
意外なことに、ハッテン場に集まる人達はゲイに見える外観をしていませんでした。見た目は普通の人で、社会的にもノーマルのフリをして生活している人が多数派で奥さんや子供がいる人も珍しくなかったのです。
そして、ハッテン場になっているトイレで用を足していると親切に情報を教えてくれる人がいたそうで昔から現場での口コミは重要だったそうです。
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