霊視、透視、口寄せ… 霊能者リズ・サリーとは何者か? 「おひさま」から啓示を受け、世直しへ

――宗教・オカルトの専門家・神ノ國ヲが、霊能者に直撃インタビュー!

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画像は「Getty Images」より

――生まれつき霊能者ですか?

リズ・サリー氏(以下、リズ):2004年2月11日に「おひさま」から啓示を受けて、世直しのために霊能者になりました。それまで主婦でしたし、驚くばかりでした。また本来は一緒に世のため人のために働くはずの人がいたのですが、その人とも縁が切れてしまって。紆余曲折ありましたが、この道に入って二十年近くやってきました。

 現在は、霊視、透視、口寄せ、ヒーリングなどを行うことで、相談者の皆さんのお役に立てたらと日々活動しています。「人さまのお役に立ちたい、自死する人をひとりでも減らしたい」、それが願いです。

――霊能力は家系ですか?

リズ:大阪出身でして、子供のころは霊感とは無縁でした。思ってもみなかったです。あるとき、霊能者になったと母に伝えると、母もまた霊感持ちだったことが判明しました。母方の地元は、仏教文化の栄えた国東半島の豊後高田です。別名、神宿りの地ともいわれる場所ですから、もしかしたら何か関係があるのかもしれません。結局、母は脳梗塞で倒れてしまいまして、詳しいことは不明なままです。

――印象深い「お祓い」などは?

リズ:そうですね。いろいろありますが、家を見てくださいと依頼されて、相談者自宅に伺ったところ、便器に顔が浮かんでいるのを見たことがあります。あれは驚きました。まあ変なものが視えることはありますね。

 ほかには土地に障りがある場合は、鎮まってもらうことが大切です。お祓いをすると余計にややこしくなるパターンがあります。盛り塩の作法、土地・家屋の清掃、障りのある「モノ」の移動なども重要です。

 つい最近の不思議な話でいえば、ある朝、なぜか無性に「比叡山の飯室のお不動さんにお参りに行こう」という思いが降りてきまして。天気も悪くなってきたし、どうしようかと思ったんですが、どうしても行かなくちゃと思い、比叡山に到着したんです。すると、行く途中に滋賀県に住むAさんから連絡がありました。また、到着したら久しぶりのBさんから連絡があり「今から手術します」と書いてある。ちょうど目の前には「護摩木」と看板が掲げられていました。あぁ、このためだったのか、と、AさんとBさんのお名前、年齢、願いを護摩木に書かせてもらい、納めさせていただきました。
 こういう不思議なことはよくあります。こういった点は、霊能者らしいところかもしれませんが、その他はいたって普通の暮しです。娘の家事を手伝って、孫の世話に励む毎日ですよ。

――開運の秘訣を教えてください!

リズ:まず何事も感謝と掃除からです。多くの人が私のところに相談に来て、真剣な悩みを打ち明けてくださるんです。でも、感謝が足りていない、掃除が足りていないことが多いんですね。ご先祖さま、周囲の人々に対して、どんなときでも、どんなことでも「ありがとうございます」という気持ちがなければ、中々、前に進んでいくことはできません。

 自分の現状を受け入れること、それが感謝と掃除という点から始まるんです。神頼みやお祓いの前に、まずは感謝と掃除。開運の秘訣は「どんな自分でも受け入れること」からですね。

 名古屋、滋賀、大阪などでイベントの出演もしておりますので、ご興味あれば、ご連絡ください。

Instagram:rizusari

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文=神ノ國ヲ

学術論文からオカルト記事まで。
京都大学の博士課程に所属中。
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