【山口敏太郎秘蔵呪物】持ち主を不幸に陥れる「呪いのモナリザ」の恐怖

画像:大内かっぱハウス2F妖怪博物館の展示より

 モナリザと言えば、レオナルド・ダ・ヴィンチが残した最も有名な絵画だ。現在でも、そのモデルや施された技法あるいは隠されたメッセージなど、さまざまな解釈と研究がされ続けている謎多き絵画でもある。

 山口敏太郎の所有する呪物の一つに、「呪いのモナリザ」と呼ばれるものがある。それは、本家モナリザの模造品であり、ヤフオクで出品されていたのを購入したものであるという。しかし、そのモナリザにはある恐ろしいいわくがあった。

 それは、火事で自宅が燃えてしまったり、借金苦で自殺をしてしまったり、家族が精神に異常をきたしてしまったりと、このモナリザの歴代の所有者たちが立て続けに不幸に見舞われてしまっているということである。

 さらに、この「呪いのモナリザ」は山口敏太郎タートルカンパニーにも猛威を振るったのだ。当時、とある社員にこの「呪いのモナリザ」を当人の名義で落札・購入するよう頼んでいたというのだが、届いた直後にその社員は精神を病んでしまい、辞めてしまったのだ。また、別の社員からは、展示しようとすると「目玉が動く」との報告もあった。

「呪いのモナリザ」は、落札後にタートルカンパニー事務所の新春パーティでお披露目されたことがある。霊能力者も多数出席したそのパーティでじかに鑑定がなされたが、それによるとこの絵には霊ではなく「人の念」が込められていることが示唆された。

 さらに、この絵はどうやら下絵に何か別のものが描かれているらしいという。推測ではあるものの、それは人を狂い死にさせる別の絵かもしくは呪文らしき文章が書かれているのではないかということであるが、現時点では確かめようがなく、何が書かれて(描かれて)いるかについてはわからない。

 現在、この「呪いのモナリザ」は千葉県銚子市にある妖怪博物館(大内かっぱハウス2F)に常設展示中である。ご覧になりたい方は足を運んで、直接その目で見ていただきたい。

【参考記事・文献】
山口敏太郎・中沢健・牛抱せん夏『怪談・呪い家族』

【アトラスニュース関連記事】
レオナルド・ダ・ヴィンチ、名画「モナリザ」の背景は実在した
https://mnsatlas.com/?p=50419
レオナルド・ダ・ヴィンチ作、名画「モナ・リザ」モデルに関する諸説
https://mnsatlas.com/?p=48543

【アトラスラジオ関連動画】

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

関連キーワード:, , ,

文=黒蠍けいすけ(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
ミステリー&オカルト専門ニュースサイト「ミステリーニュースステーションATLAS」では、UFO、UMA、幽霊、怪談、都市伝説など過去から最新のニュース紹介。

黒蠍けいすけ(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)の記事一覧はこちら

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

【山口敏太郎秘蔵呪物】持ち主を不幸に陥れる「呪いのモナリザ」の恐怖のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで