古来より世界で目撃相次ぐ『有角人』とは!?エイリアンによる遺伝子改変か、異次元の住民か

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 日本の昔話や民話にも頭から角を生やした鬼が登場するが、もちろん世界各地で角を生やした人型モンスターの存在は古くから語り継がれている。そして、現代においても目撃談や接近遭遇体験が報告されているのだ。


■古来より世界各地で言い伝えられる“有角人”

 頭に2本の立派な角を生やしているケルト神話に登場する豊穣の神、ケルヌンノスの姿は紀元前1世紀までさかのぼり、さまざまな装飾や彫刻のモチーフとして用いられている。

 角が生えた人物像ははるか太古より人々のイメージの中にあったことになるが、決して想像の産物ではなく実在しているのだとすれば、話は大きな広がりを見せることになる。

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「グンデストルップの大釜」に描かれたケルヌンノス 画像は「Wikipedia」より

 実際に頭部に角状のものが生えた人々も存在し、角が生えた人間のものと思われる頭蓋骨もまた世界各地で発掘されている。日本でも岐阜県の念興寺には角の生えた頭蓋骨が「鬼の首」として奉られていて興味深い。

 世界中で語り伝えられている“有角人”をどう説明すればよいのか。オルタナティブ系メディアの「Universe Inside You」では、“有角人”についての考察と目撃例などがまとめられている。

・ 遺伝子工学説
 エイリアン、あるいはレプティリアンのような存在は、太古の昔からきわめて高度な遺伝子工学技術を持っており、人間の遺伝子を改変して“有角人”を誕生させていた。

・ 異次元説
 インカ文明のスピリチュアル・メッセンジャーであるウィラル・フェイタ氏によれば、この世界にはダークサイドと呼ばれる4次元空間があり、いわゆる“グレイ”やこの角人間はそのダークサイドに属する存在であるという。そして時折、何らかの目的でこの3次元空間に姿を現すという。

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フランス・パリの「船乗りの柱」に描かれたケルヌンノス 画像は「Wikipedia」より

 そして有角人の目撃例、遭遇例もまた全米各地で報告されている。

■テネシー州ジョンソンシティ

 1997年6月18日、午前1時、米テネシー州ジョンソンシティ某所の茂みの中に、身長2メートル以上で体重は200キロを超えると思われる、いわゆる“ビッグフット”によく似た人型の生物が目撃された。体表は黒い毛で覆われており、頭には15センチほどはある2本の角が生えていた。

 遭遇者はこの有角人にライフルを向けて150発もの弾を撃ちながら必死に逃げたというが、当の有角人はビクともしていなかったということだ。


■アイオワ州ノルウェイ近郊

 2002年の12月中旬のある日の深夜、米アイオワ州の小さな町・ノルウェー近郊の墓地の脇を通る線路上で、頭部が羊の“羊人間”が目撃された。悪魔のような容貌の羊人間が近づいてきて、目撃者は必死で走って逃げたという。そしてある時点で後ろを振り向くと、姿は消えていたということだ。

 この地ではほかにも尻尾がある羊人間の目撃談が報告されており、UFOが目撃された日には行方不明者が出たという話も伝えられているという。

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■ニュージャージー州ブラックウッド

 1976年8月9日、ニュージャージー州ブラックウッドの湖畔で乗馬を楽しんでいた母と娘が、身長180センチほどの白い体毛に覆われ、頭に赤い角が生えた有角人を目撃している。鼻はブタ鼻をしていて、足先はクローバー型の蹄になっており、手には大きな鉤爪があったということだ。


■ユタ州ソルトレイクシティ

 ユタ州ソルトレイクシティにある牧場「スキンウォーカー・ランチ」はUFO多発スポットとしても有名だが、2014年7月25日にこの地を訪れた複数の者によって有角人が目撃されている。

 身長は2メートル半近くあり、赤い頭髪からは2本の角が伸びていた。人間に近い顔をしていたが口もとはオオカミのように突き出ていたという。手には鉤爪があり、なんと背中にはコウモリのような折りたたみ式の羽があったということだ。

 古代の伝説や装飾品に描かれ、今もこうして目撃例が報告されている有角人は、はたしてエイリアンなのか、UMAなのか、それとも異次元から来たトラベラーなのか。頭に角を持つヒューマノイドの今後の目撃・遭遇報告にも期待したい。

参考:「Universe Inside You」、ほか

 

※当記事は2018年の記事を再編集して掲載しています。

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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