米政府高官の告白は“世界統一政府”を樹立するための壮大な“ヤラセ”の始まり?
「“人間のものではない物体”が核施設上空を飛んでいる」― 米政府高官の告白は“世界統一政府”を樹立するための壮大な“ヤラセ”の始まり?

「我が国の核施設の上空を“人間のものではない物体”が飛行している」。米国の有力政治家、マルコ・ルビオ氏が公の場で放ったこの一言は、単なるUFOの目撃談として片付けられるものではない。それは、世界の地政学的バランスを揺るがし、ある壮大な陰謀論に不気味なほどの現実味を与える発言として波紋を広げている。なぜ、国家の最高機密にアクセスできる男が、今、自国の脆弱性を暴露するのか。一部の人々は、これを来るべき「偽の宇宙人襲来」に向けた、巧妙な“地ならし”の始まりではないかと囁いている。
情報開示か、大衆操作か―急増する“UFOリーク”の裏側
ここ数年、我々は、かつてないほど多くのUFO(UAP)情報に晒されている。ペンタゴンが公式に公開した米軍機によるUAP追跡映像、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えたとされる謎の飛行物体、そして太陽系を横断中の恒星間天体「3I/ATLAS」が宇宙母船であるという説…。これらは、本当に80年以上にわたる隠蔽の歴史に終止符を打つ「情報開示(ディスクロージャー)」の波なのだろうか。
しかし、この一連の流れを全く別の視点から見る者たちもいる。「ニュー・ワールド・オーダー(新世界秩序)」と呼ばれる陰謀論の支持者たちだ。彼らによれば、これは世界を裏で操る“影の政府”による、巧妙に計算された「心理的条件付けプログラム」なのだという。
そのシナリオはこうだ。決定的な証拠を決して提示しないまま、UFOや地球外生命体の存在を小出しにリークし続けることで、人々の間に「地球外からの脅威」という共通認識を植え付ける。そして、その脅威が頂点に達した時、ホログラム技術などを使って「偽の宇宙人襲来」を演出し、その混乱に乗じて世界統一政府を樹立する、というのである。

伝説の陰謀論「プロジェクト・ブルービーム」
この「偽の宇宙人襲来」計画は、1990年代にカナダ人ジャーナリストによって告発された「プロジェクト・ブルービーム」という陰謀論として古くから知られている。当時は荒唐無稽な話と見なされていたが、30年以上が経過した今、ルビオ氏のような政府高官が「人間のものではない存在」について公に語り始めたことで、この古い陰謀論が一部で再び注目を集めているのだ。
UFO情報公開の第一人者であるスティーブン・グリア博士もまた、長年にわたりこの危険性を警告してきた。「諜報機関は、“地球外からの脅威”というカードを切ろうとしている」と彼は語る。
恐怖は最も強力な政治的資源だ。歴史を振り返れば、“外部の敵”を作り出すことで国内をまとめ、権力を強化するというのは、権力者たちが用いてきた常套手段である。もし、その“究極の敵”として「宇宙人」が利用されるのだとしたら、その影響力は計り知れない。

我々は何を見せられているのか
もちろん、これらはあくまで数ある陰謀論の一つにすぎない。ルビオ氏の発言も、純粋に国民の知る権利に応えようとする、誠実な情報開示の一環である可能性もある。
しかし、かつてはUFOの存在を一笑に付していたはずの政治エリートたちが、今やカメラの前で真剣にその存在を示唆するようになった、という事実は興味深い。この大きな変化が何を意味するのか、私たちは冷静に見極めていく必要があるのかもしれない。
政治家が語り、メディアがそれを増幅させる。果たして、この一連の流れは真実の情報開示へと向かっているのか。それとも、我々が知らない全く別の結末へと導かれているのだろうか。
参考:Espacio Misterio、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「“人間のものではない物体”が核施設上空を飛んでいる」― 米政府高官の告白は“世界統一政府”を樹立するための壮大な“ヤラセ”の始まり?のページです。陰謀論、ブルービーム計画、世界統一政府、UAPなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで