ブラジルに狼男が出現!? 政府が21時以降外出禁止令を施行!! 専門家は…
2月6日、ブラジルの、サンパウロゴンサロ・デ・カンポで撮影されたという43秒のビデオがYouTubeに投稿された。未確認動物の目撃情報が多い町から発信された動画ということで、すぐに話題となり、複数の海外メディアが報道。すでに19万回以上も再生されている(19日現在)。
動画に写っているのは、猿とも、ゴリラとも、そして人間ともとれるような、なんとも奇妙な風貌と動きをしたクリーチャーだが、目撃者の証言によると、「5フィート(約1.5メートル)の高さの黒い生き物」で、「Lobisomem=狼男」のようだと話しているという。
「狼男の出現」の噂は一気に広まり、町全体に「21時以降は外に出ないよう」という政府からの夜間外出禁止令が出たという噂もあるようだが、真偽のほどは不明だ。動画を見る限り、狼男というよりは、ゴリラ男と表現したほうがしっくりくるように思えるが、肉眼で見ると違うのだろう。
この動画について、命を賭けてUMAを追い続けている未確認神秘動物UMA研究家・天野ミチヒロさんに話をうかがった。
「ブラジルのマット・グロッソ州に『ガルゴス』と呼ばれる狼男の伝説があるんです。その伝説は、1975年にガルゴスが射殺され、その死体がインディオに焼かれてしまった…というものなのですが、それ以上の詳細は不明。絶滅したのかどうかもわかりません。なので、ガルゴスの仲間や生き残りが州をまたいで出現した可能性はありますね。ほかには、狼や犬、猿などに育てられた人間の赤ちゃんが野生化したということもいえるでしょう。ただ、この動画を見て、専門家が学術調査に入っていないとしたら、アヤシイ(笑)。この場所で糞や体毛、足跡が確認されれば“しめたもの”なのですが…。証拠がない限りなんともいえないですねぇ」
…とのこと。UMAの専門家をも唸らすこのクリーチャー。結局何モノなのか正体不明であるが、動画の30秒あたりから始まるズーム再生で確認できる“なんとなく尋常でない”動きを見て、心がざわつかない者はいないだろう。しかし、それ以上にイミフなのが、木から垂れ下がったやる気のないロープなのだが…。不気味さを演出するためのものなのか。それとも、このクリーチャーが人間を陥れるために仕掛けた罠なのか。
(文=永田因)
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