ピラミッドの座標と光速度の定数が一致していることが判明! 古代エジプト人の高すぎる知性の謎
■ピラミッドにはあらゆるデータが埋め込まれている……!?
ギザの大ピラミッドには230〜260万個の石が使用されていて、総重量は595万5千トンと見積もられている。この数字に10の14乗を掛けると、地球の総重量になるというのだ。また、ピラミッドの高さ(146.6m)に10の9乗を掛けると、地球と太陽の最短距離1億4700万kmとほぼ一致するという。これを発見したのはエジンバラ大学の天文学者チャールズ・ピアツィ・スミス博士で、1864年出版の著書の中で発表され一大センセーションを巻き起こした。
博士によると、ピラミッドの長さからは他にも、地球の平均密度、地軸の歳差運動の周期などの数値が出てくるようだが、10の9乗のように何の根拠もない数字を掛け合わせることで、自分に都合のいい結果を引き出しているだけでは、という批判もあり“トンデモ説”と見なされることもあった。また、メートル法は近代に生まれたもので、古代エジプト建築では「肘の角から中指の先までの長さ」と定義されるキュービットという単位が使用されていたと考えられている。このことから、メートル換算で得られる数字は古代エジプト人とは無関係だとする指摘もなされている。
ピラミッドから続々と見つかる、奇妙な数字の一致は何を意味するのだろうか。古代人の高度な科学知識が散りばめられているのか。それとも偶然、或いは研究者のこじ付けなのか。誤差0.01%未満という恐るべき一致を、どう判断するかは読者に任せる他ない。いずれにせよ、ピラミッドはいまだ多くの謎に包まれている。我々が知っているのは、巨大モニュメントを作りだした古代の叡智のほんの一部なのかもしれないのだ。
(坂井学)
参考:「EWAO」、「WORLD-PYRAMIDS」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊ピラミッドの座標と光速度の定数が一致していることが判明! 古代エジプト人の高すぎる知性の謎のページです。エジプト、ピラミッド、光、坂井学、超古代文明などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで