最凶にキモい昆虫ゾンビ3選! キノコが生えたゾンビバエ、尻に触手を生やした蛾…!
地球上の生物のおよそ70%が昆虫といわれている。世界には多種多様な昆虫がおり、またその昆虫を食い物にする微生物も存在している。最近ネットを騒がせた、衝撃的な昆虫たちの画像をご紹介する。
■頭にキノコの生えたハエ

干からびたハエの頭部からキノコが四本生えている様子を写した画像は、瞬く間にソーシャルメディアで拡散した。この画像は写真家のFaiz Bustamentさんがシンガポールの森で撮影したもので、ノムシタケ属(冬虫夏草属とも)に寄生されたハエのものだと見られている。落ち窪んだ眼窩とボサボサの体毛が痛ましい。
ノムシタケ属は様々な昆虫を宿主とし、その体を乗っ取ってしまう。乗っ取られた宿主は草の上の方に移動させられ、その場にじっと留まり死ぬのを待つ。やがて、遺骸の外骨格を這うようにキノコが生えてくるのである。宿主を高い場所に移動させるのは、より効率的に胞子を撒き散らすためだ。なお最近、この菌が感染するのは宿主の脳ではなく、筋肉であることが示された。
■キノコの生えたアリ

冬虫夏草はアリにも寄生する。そのメカニズムはこれまで不明だったが、最近その詳細が解明された。菌はアリの全身の筋肉繊維を侵略し、その体を操り人形にしてしまうのだ。菌に操られ木の葉や茎に移動させられたアリは、その場で死を待ち続ける。

■触手を生やしたエイリアンのような蛾
インドネシアで撮影された奇怪な触手を持つ謎の蛾。正体はクロスジヒトリといい、インド、オーストラリア、そして沖縄にも生息するヒトリガ科の蛾である。奇妙な触手はコレマタと呼ばれる器官で、オスがメスを誘引する際に膨らみ、性フェロモンを放出するといわれている。動画を見たあるユーザーは「こんなものが出たら家ごと燃やす」とコメントしているが、共感する方は多いだろう。

いかがだっただろうか? ハエやアリを乗っ取って操る冬虫夏草に奇妙な触手を持つクロスジヒトリ。奇妙な生物は世界中を跋扈している。
参考:「Daily Mail」「WEREBLOG」ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊最凶にキモい昆虫ゾンビ3選! キノコが生えたゾンビバエ、尻に触手を生やした蛾…!のページです。アリ、昆虫、ハエ、冬虫夏草などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング11:35更新
- ・NASA内部告発者が警告する宇宙開発の“危険な”未来
- ・「Wow! シグナル」、発信源は恒星間天体「3I/ATLAS」だった?
- ・2つの巨石神殿のミステリアスな類似性
- ・「世界の終わり」本当の姿とは?人類を滅ぼす“3つの黙示録”
- ・シミュレーション世界から脱出できるのか?
- ・「毒キノコ」を平気で食べる恐ロシアのキノコ料理
- ・OpenAIが解明した“AIが嘘をつく理由”
- ・謎の恒星間天体「3I/ATLAS」は“異常な塊”だった!
- ・地球へ向かう「宇宙船」騒動、その真相は科学者の“おふざけ”だった
- ・人類の月面着陸“陰謀論”が再燃か!?
- ・NASA内部告発者が警告する宇宙開発の“危険な”未来
- ・UFOに乗っているのは“高次元の地球人”だった!?宇宙人でも平行世界の住民でもなく… 識者が提示する「6つの証拠」
- ・中国に“世界で最も高い橋”が完成 ― 東京スカイツリーに匹敵の高さ
- ・「Wow! シグナル」、発信源は恒星間天体「3I/ATLAS」だった?
- ・2つの巨石神殿のミステリアスな類似性
- ・現代も続く宗像大社「山田地蔵の呪い」とは?
- ・歴史の常識を覆す!? 5冊の“禁断の書”
- ・「世界の終わり」本当の姿とは?人類を滅ぼす“3つの黙示録”
- ・謎の古代岩壁画「オネガのペトログリフ」
- ・【心霊】戦後最大のビル火災「千日デパート火災」後に張り巡らされた“鏡の結界”とは…?