ギザのピラミッドは「生きている」ことが発覚! 墓ではなくフリーエネルギー発電所… 証拠続々

 エジプトの大ピラミッドは“生きている”――。専門家の言葉が注目を集めている。大ピラミッドは電力を蓄電・発電しているというのだ。


■ピラミッドは古代エジプトの電力施設だった?

 誰がどんな目的でどのように建造したのか? ギザの大ピラミッドには、まだまだ多くの謎が残されている。

 ギザの大ピラミッドが建造された時期については諸説あるが、主流となっている見解では紀元前2560年頃に20年前後の期間をかけて建造されたと考えられている。4500年も前の人々がこのような大規模な建造物を20年で建てたことにも驚かされるが、ピラミッドの構造が徐々に明らかになるにつれて、設計と建築にはきわめて先進的なエンジニアリングが用いられていることもまた大きな衝撃をもたらしている。

ギザのピラミッドは「生きている」ことが発覚! 墓ではなくフリーエネルギー発電所… 証拠続々の画像1ギザの大ピラミッド 画像は「Wikipedia」より

 古代エジプトの当時の人々がこれほどの“高度な技術”を本当に持っていたのだろうか。ピラミッドの謎に全5編で迫ったテレビシリーズ『The Pyramid Code』では、ギザの大ピラミッドの素材の一部に石灰岩が使われていたことに注目している。一説によれば建造当時の大ピラミッドは念入りに磨かれた石灰岩の化粧石で覆われていて、現在のようなギザギザした階段状ではなく、つるりと滑らかな外観であったと言われている。

 そしてある専門家が、当時のエジプトの人々はこの大ビラミッドで蓄電と発電をしていた痕跡があると主張している。なんと大ピラミッドは電力施設であったというのだ。

 生物工学者のジョン・バーク氏は大ピラミッドの内部のコア部分でマグネシウムを多く含むドロマイトと呼ばれる岩石が使われていると言及している。マグネシウムなどの金属元素が多く含まれた岩石で電気伝導性が高く、ピラミッドで発電が行われていた根拠に十分なりうるという。

 そのコア部分にドロマイトが使われている一方、表面を覆っていた白い化粧石のほうはマグネシウムがほぼゼロで電気伝導性はきわめて低いため、これが電気の漏れを防ぐための絶縁体として機能していたと考えられるということだ。

ギザのピラミッドは「生きている」ことが発覚! 墓ではなくフリーエネルギー発電所… 証拠続々の画像2Express」の記事より

「石灰岩は純粋な炭酸カルシウムに近いのです。純粋な炭酸カルシウムはドロマイドに比べて電気伝導性がきわめて低いのです」とバーク氏は語る。そして、こうして内部に高い電気伝導性を備えた岩石を配置し、絶縁体として外側をきわめて電気伝導性の低い石灰岩で覆っている構造が、大ビラミッドで発電が行われていたことを示す証左であると説明している。はるか4500年前の人々が電力を活用していたとすれば驚くばかりである。

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