未解決事件 5人が雪山で謎の失踪&遺体で発見… アメリカ版「ディアトロフ事件」がヤバイ! 体重消失、食われた死体、奇妙な女…!
彼ら自身も翌日、属している地元のチームでバスケットボールの試合があり、ユニフォームや靴を用意して本番を楽しみにしていたという。そんな彼らがその当日の朝になっても家に戻らなかったため、家族は心配し、郡保安官局に連絡した。その後、地元当局が彼らが通ったはずの道路を捜索したが、もう彼ら5人も車も見つからなかった。
■消えた5人
3日後の2月28日、パークレンジャーが、遠く離れたプラマス国有林の山々の曲がりくねった未舗装の道路で、マドルーガの車を見つけた。奇妙なことに、その道は彼らの帰り道とは全くかけ離れていた。季節は真冬だったが、彼らはコートも着ないで出かけており、なぜ雪に覆われたプラマス国有公園に立ち入ったのか、誰にもわからなかった。
ほかにも腑に落ちない点は多々あった。
当局がその場所に到着した時、車のドアは施錠されておらず、窓は開けっぱなしで、タイヤは雪に埋もれており、どうやら車が雪で立ち往生した形跡が見て取れた。しかし、車は5人の男性が力を合わせれば、雪から押し出すことは容易であったし、自動車自体にはこれといった損傷もなかった。車の中には、ガソリンスタンドで買ったジャンクフードの包装紙とカリフォルニア州の地図があったが、男性たちは跡形もなく消えていた。
当局がさらなる捜索を行うためには、雪解けを待つしかなかったが、その間に、いくつかの不思議な情報が提供された。
ジョゼフ・ショ-ンズという男性が、5人の失踪と時を同じくしてスキーロッジを目指し運転していたが、夕方5時半くらいから真夜中まで、彼の車も雪の中で立ち往生していたと供述したのだ。
ショーンズは突如、持病の心臓発作の兆候を感じて、車の中で助けを待っていた。彼が車内にいた時、2台の車――そのうちの1台はピックアップトラックのように見えた――が、彼の車のすぐ後ろに停車した。そして、その車から複数の人間が降りて、懐中電灯をつけて辺りを歩き回った。人々は助けを求めるショーンズの声を聞くと、懐中電灯を消して立ち去った。奇妙なことに、彼はその人々の一人は、赤ちゃんを抱えている女性であるように見えたという。
もう1つの手がかりは、乗り捨てられた車から約50キロ離れた所にあるブラウンズビルという小さな町の店員からもたらされた。その店員は警察のチラシで見た4人の男性が、行方不明になった2日後に赤いピックアップトラックで、彼女の店に立ち寄ったと証言した。そしてヒュイットとスターリンと見られる男たちは立ち去る前に電話ボックスを使用したと述べた。
しかし、いずれも事件の確固たる手がかりにはならず、可能性のある証拠は雪の中に埋もれていると考えられ、この時点で警察は春を待つしかないと判断したのだ。
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2024.10.02 20:00心霊未解決事件 5人が雪山で謎の失踪&遺体で発見… アメリカ版「ディアトロフ事件」がヤバイ! 体重消失、食われた死体、奇妙な女…!のページです。失踪、遺体、遭難、行方不明、三橋ココ、蒸発、ディアトロフ事件などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで