未解決事件 5人が雪山で謎の失踪&遺体で発見… アメリカ版「ディアトロフ事件」がヤバイ! 体重消失、食われた死体、奇妙な女…!
■さらなる謎を呼ぶ遺体を発見
6月になると、標高の高い山岳地帯でやっと雪が解け出し、2台のモーターバイクがその地域を通過したところ、窓が壊れたキャンピングトレーラーを見つけた。それはマドルーガの車が乗り捨てられた場所から、わずか30キロの位置であった。
バイクの男性がそのトレーラーの中に入ってみると、凍るような寒さの中にワイハーの遺体があった。遺体は服を着ていたが、靴は履いておらず、靴は室内のどこにも見つからなかった。ベッドに横たわっていた彼は、人の手によるものと思われる8枚もの白いシーツで覆われていた。
遺体は部分的に凍っており、彼の足はひどい凍傷でほとんど壊疽していた。しかしトレーラー内にはマッチや暖炉があったことを考えると奇妙な現場であった。暖炉は火がつけられた形跡はなく、近くにはプロパンガスのボンベまであった。「彼らがしなければならなかったことはただ、そのガスのスイッチをオンにすることでした」と現場検証をした警部補は話している。
さらに不思議なのは、ワイハーのひげはかなり伸びていて、3カ月ほどはそのトレーラーで生存していたことを示唆していた。そして、とりわけ奇妙なことは、彼の死因であった。死因は餓死と凍死で、もともと90キロあった彼の体重は、半分の45キロになっていたのだ。
しかし、そのトレーラーのあちこちには軍用缶詰が置いてあり、そのうちの幾つかは半分だけが食べられていた。またその他にも、およそ1年分の手付かずの缶詰と乾燥食品が備蓄してあったので、飢え死にする方がむしろ不可能な環境であった。
翌日、マドルーガとスターリンの遺体は、トレーラーから約12キロ離れた山林で発見された。マドルーガの死体は部分的に獣に食べられていた。その2日後、ヒュイットも骨だけになって、トレーラーの周りに散らばっているのが発見された。
検死官は、この男たちはおそらく低体温症で亡くなったと考えた。しかし、マティアスについては彼のテニスシューズがトレーラーの中で発見されただけで、集中的な捜索にもかかわらず遺体を発見できなかった。
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