サルに人間の遺伝子を組み込み、脳を人間のように発達させることに成功! 中国がまたヤバイ実験!
2019.04.12 16:15
人間の遺伝子をサルに組み込み、脳を人間のように発達させる――映画「猿の惑星」を彷彿とさせるような実験が、ついに現実で行われた。中国の科学者らがアカゲザルに人間の脳の発達に関わる遺伝子を導入したところ、そのサルでは人間の脳に似た発達が観察された上、記憶能力の向上が見られたというのだ。

今月2日付の「China Daily」によると、この研究は中国科学院昆明動物研究所を中心に、人間の脳の大きさや発達について解明することを目的に行われた。彼らが注目したのはMCPH1という遺伝子で、この遺伝子の突然変異が小脳症の原因になることが知られている。実験では人間のMCPH1がアカゲザルに導入された。
作成されたトランスジェニックアカゲザルは11匹で、その脳にはサイズの変化こそ現れなかったが、ニューロンの分化パターンの変化と神経系の発達遅延が見られた。人間の脳の特徴の一つに、他の霊長類と比べて、神経ネットワークの成熟に極めて時間がかかることが挙げられる。アカゲザルに見られた変化は人間の脳の発達における特徴と似たものであり、さらに記憶力のテストを受けさせたところ、遺伝子を組み込んでいないサルに比べ、短期記憶が改善して反応時間も短くなっていたという。つまり、記憶力が向上していたのだ。
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