現代人を救う「ストレスワクチン」が開発される可能性大! マウス実験で効果が判明、衛生仮説に基づく新発見!

 何かとストレスが多い現代人を救う「ストレスワクチン」が生まれるかもしれない。米国の研究者らが土の中から見つけた微生物に、動物のストレスへの耐性を高める力があると判明したのである。

Healthy, stress-busting fat found hidden in dirt (CU Coulder Today)

現代人を救う「ストレスワクチン」が開発される可能性大! マウス実験で効果が判明、衛生仮説に基づく新発見!の画像1
画像は「Big Think」より引用

 土壌の中にはたくさんの微生物が生息しており、抗生物質をはじめとして様々な薬剤の発見・開発につながってきた。米国コロラド大学ボルダー校統合生理学科のクリストファー・ローリー氏らは、土壌から見つかった非病原性微生物Mycobacterium vaccaeにマウスのストレス反応を低下させる作用があることを発見、その原因を解明したとして5月22日付の専門誌「Psychopharmacology」に論文を発表した。

 ローリー氏らはマウスにM.vaccaeを注射し、それからストレスを与えた。するとマウスのストレス反応が減少し、ストレスで誘発される大腸炎も予防できることが示された。さらに、マウスをもう一度同じストレスにさらした時もストレス反応が小さくなっていたという。