謎の天体「オウムアムア」はエイリアンの乗り物ではなく…! 誰も気づかなかった“ヤバすぎる正体”を学者が発表!
太陽系外のはるか彼方からやって来て地球に“ニアミス”した謎の天体、オウムアムア――。きわめてレアな宇宙現象なのか、それとも何らかの目的を持った“人工物”なのか。この謎に挑んだ14人の気鋭の天文学者が到達した結論とは……。
■謎の天体・オウムアムアの正体は?
2017年10月に人類の天体観測史上初めて我々が確認した太陽系外からやって来た謎の天体、オウムアムア(Oumuamua)。これについてはさまざまな見解が語られているが、その中には人工物だとする“UFO説”もある。中にエイリアンが乗っていないにせよ、隕石にカムフラージュした探査機であるという指摘も説得力がありそうだが……。
おそらく数百万年もの間、宇宙をさまよい続けていると思われるこのオウムアムアは、きわめて奇妙な天体である。2017年10月に太陽系に侵入し、そのまま太陽に近づき、帰路には地球にも“ニアミス”して立ち去ったオウムアムアは文字通り前代未聞の天体だ。その形状も奇妙で全長400メートルほどの細長い葉巻型であることが確認されている。これまでこのような形状の隕石や彗星が検知されたことはないということだ。
この謎の恒星間天体であるオウムアムアについて、米ハーバード大学スミソニアン天体物理学センターの研究チームが昨年に発表した研究では、このオウムアムアが太陽系外知的生命体が送り込んだ探査機である可能性が示唆されて大きな反響を呼んだ。この怪しすぎるオウムアムアはやはりエイリアンの手による人工物ということなのか。
しかし、そこに“待った”がかかったようだ。14名の天文学者から成る国際的なオウムアムア研究チーム「Oumuamua ISSI Team」が先日「Nature Astronomy」で発表した研究では、オウムアムアはUFOなどの人工物ではなく、天然の宇宙現象によるものであると結論づけたのだ。
「私たちはこれまで太陽系内でオウムアムアのようなものを見たことがありません。本当にミステリアスなことです。しかし私たち(科学者)がすることは既知の類似物に固執することです。エイリアンのUFOであるという仮説は楽しい考えですが、我々の分析ではオウムアムアを説明することができるたくさんの自然現象があることを示しています」と研究チームのマチュー・ナイト氏は語る。
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