知っておくべき「核攻撃を受けた直後の5つの行動」

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 中東での戦火が拡大し、大国同士の緊張が限界点に達しつつある現在。「もしも核兵器が使われたら?」という問いは、もはやSF映画の中だけの話ではなくなってしまった。

 万が一、あなたが住む街の近くで核爆発が起きたら、あるいは原子力発電所の事故が発生したら、どう行動すべきか。絶望して立ち尽くす前に、生死を分ける「5つのステップ」を頭に叩き込んでおいてほしい。アメリカ政府が推奨する、極限状態を生き延びるためのサバイバル・マニュアルをみてみよう。

1. とにかく「中」に入り、そこから動かない

 ピカッと光った瞬間、あるいは爆発を知った直後にすべきことは、ただ一つ。頑丈な建物の中に逃げ込むことだ。

 あなたと放射線の間に分厚い壁(コンクリートやレンガならなお良し)を挟むことで、被曝量を劇的に減らすことができる。パニックになって外を逃げ回るのは最も危険だ。公式な避難指示が出るまでは、絶対に外へ出てはいけない。

2. 自分とペットの体を「洗う」

 もし爆発時に外にいた場合、あなたの体や服には放射性物質のチリ(死の灰)が付着している。

 建物に入ったらすぐに服を脱ぎ、石鹸と水でシャワーを浴びて皮膚と髪を洗い流すこと。水が使えない場合は、濡れタオルやウェットティッシュで露出していた肌を拭き取る。アルコール消毒液は放射性物質には無意味なので注意だ。

 また、外にいたペットにも死の灰がついている。ブラッシングをしてチリを落とし、水と石鹸で洗ってあげよう。

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画像はUnsplashKilian Kargerより

 

3. 外にあった食べ物は「絶対に口にしない」

 生き延びるためには水と食料が必要だが、爆発時に「外」にあったものは絶対に口にしてはいけない。家庭菜園の野菜などは一発アウトだ。

 安全なのは、建物の中(冷蔵庫や戸棚)に保管されていた食料だ。外にあったものでも、缶詰や密閉容器に入っていたものであれば、表面を濡れタオルでしっかり拭き取れば中身は食べられる。

 なお、汚染を拭き取ったタオルやクロスは、密封したビニール袋に入れ、人間やペットから遠ざけて保管すること。

4. 異常を感じたらすぐに助けを求める

 被曝の初期症状(吐き気、嘔吐、皮膚の異常など)を見逃さないことが重要だ。自分や家族に異変を感じたら、ラジオやスマホ(電波が生きていれば)で公式の指示に従い、どこで医療処置を受けられるかを確認する。

 パニック状態の中で冷静な判断を下すのは難しいが、「異常に気づく目」を持っておくことが命綱になる。

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5. 家族との「合流プラン」を事前に決めておく

 実はこれが一番重要かもしれない。核攻撃の直後は、通信網がダウンする可能性が極めて高い。

「もしスマホが繋がらなくなったら、どこに集まるか」「家に戻れない場合、誰の家(あるいは避難所)を目指すか」を、平時である“今”話し合っておくことだ。職場や学校の避難計画も事前に確認しておこう。

「自分だけは大丈夫」という正常性バイアスは、核の炎の前では何の役にも立たない。

 いつか来るかもしれないその日のために、この5つのステップを心の片隅に留めておいてほしい。もちろん、この知識が一生役に立たないことを祈るばかりだが。

参考:Mirror、ほか

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