牛丼太郎、げんき家…「消えた牛丼チェーン」6店! 一杯200円、53店舗が消滅…懐かしいあの牛丼屋の今!

■牛丼太郎

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 小さい牛丼チェーン店で最も有名なのが、『牛丼太郎』ではないだろうか? 店舗数は10店舗以下、インターネットでの宣伝はなしだが人気は高かった。牛丼太郎というストレートでキュートなネーミング、牛と書かれた前掛けをつけた金太郎っぽいキャラクターのインパクトは強い。

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 そして、『牛丼太郎』はやはり元祖激安牛丼屋として知られている。まだ吉野家が一杯400円で販売していた頃、牛丼太郎だけは350円で提供していた。

 90年代後半の値下げ合戦にも牛丼太郎は、一歩も引かなかった。最終的には、一杯200円まで値段を下げた。一杯200円はさすがに安い。上がりを出すには、どれだけ売ればいいのか、他人事ながら心配になった。

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 また、牛丼以外のメニューとして、丼飯にどちゃっと納豆を載せた納豆丼が250円で食べられたのも魅力だった。

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 BSE問題の時期にも牛丼販売を続けた。牛肉がそこをついた後は豚肉を混ぜたり、オーストラリア産の牛肉を使って継続していた。最終的には290円で落ちついた。

 僕は、中野店と新宿の思い出横丁(通称ションベン横丁)の店によく行っていた。思い出横丁の店舗は、店名が変わった後に大火事で燃えてしまったのを覚えている。火事があったのが1999年だから、もうずいぶん昔の話だ。ほそぼそと営業は続いていたのだが、2012年になって全ての店舗が営業を終了した。

 しかし牛丼太郎は滅びなかった!!

 牛丼太郎の茗荷谷店が、牛の字をとって『丼太郎』として復活したのだ。

 2019年現在も営業しているので、足を運んでみた。

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