シベリアで出土した2千年前のミイラ「眠れる美女」がお洒落すぎると話題! 世界各地の宝飾品とハイセンスな服… 謎の正体とは!?

「シベリアのアトランティス」と呼ばれる湖の遺跡から、実にお洒落な“眠れる美女”のミイラが発見された――。

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「The Siberian Times」の記事より

■お洒落な“眠れる美女”のミイラを発見

 シベリア管区にあるロシア最大のダム、サヤノシュシェンスカヤダムの上流にある人造湖、通称“サヤン海(Sayan Sea)”には青銅器時代からチンギス・ハンの時代にまでに及ぶ貴重な遺跡が数多く存在していて、「シベリアのアトランティス」とも呼ばれている。

 毎年水位が下がる5月中旬から6月いっぱいの間、考古学者たちはこの地で遺跡の調査・発掘に精力的に取り組んでいるのだが、昨年の調査では2000年前の女性のミイラが発掘されていたことが、ロシアのローカルメディア「The Siberian Times」で詳報されている。ミイラの女性は実にファッショナブルな衣服に身を包み、貴重な装飾品なども数多く同梱されていたことから、関係者の間で“眠れる美女”と呼ばれている。

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「The Siberian Times」の記事より

 考古学者たちにとって幸運なことに、棺は石造りのフタで非常にしっかりと封印されていたので、自然なミイラ化のプロセスを可能にし、1963年にダムの建設後にこの墓が水没したことによってこのミイラが手つかずのままの良好な状態で保たれていたのだ。

 特に注目すべきは女性のお洒落さだ。女性はシルクのスカートをはいていて、腰には貴重な宝石が数珠つなぎになったベルトが巻かれていた。また棺の中にはあの世での食事のためなのか、高級な料理と松の実が入った袋が供えられていた。精巧に作られたスタイリッシュな白樺の皮製のバッグにはフェルトで包まれた中国製の手鏡が入っていたということだ。

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「The Siberian Times」の記事より

 ベルトも実に精巧に作られていて、トルコ石のビーズと、それよりもはるかに小さい紫色のビーズ、銅合金製のリングの破片、そして美しい彫刻が施された獣骨のバックルなどで構成されていた。またリング状の把手がついた鉄製のナイフも見つかっている。

「強盗の被害にも遭わなかったこれらの裕福なフン族の遊牧民の墓を発見できたことは、とても幸運なことです」と調査チームのマリーナ・キルノフスカヤ博士は語る。

「アラテイ(Ala-Tey)遺跡」と名づけられているこの一帯では、これまでに110の墓が発見されている。またサヤン海の湖畔にあるテレジン(Terezin)遺跡でもこれまでに32の墓が見つかっているということだ。

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