米国は60年前、グリーンランドに地下都市を建造済みだった! UFO技術と秘密基地確保が購入目的か!?

■真の目的は別のところに…?

 しかし、米国がグリーンランド獲得に乗り出した本当の理由は別にあるという指摘もある。その一つが、かつて米国がグリーンランドに密かに作っていた地下都市の存在である。

 英「The Guardian」の記事(2016年9月27日付)によると、米軍は1960年代、グリーンランドの北西沿岸部から内陸に220キロほどの場所に、極秘の地下施設「キャンプセンチュリー」を建設している。この施設の存在はデンマーク政府にすら知らされず、小型の原子炉まで持ち込んだ本格的なミサイル基地として運用されていた。

米国は60年前、グリーンランドにガチで地下都市を建造済みだった! UFO技術と秘密基地確保が購入目的か!?の画像2
画像は「Wikipedia」より引用

 この基地内には研究所や住居のみならず、小売店や病院、映画館、礼拝堂なども併設され、一時は200人もの兵士が配置されていたという。しかしその運用は10年ほどで終わり、汚染物質や廃棄物などを内部に残したまま閉鎖された。グリーンランドの氷が永遠に全てを覆い隠してくれるという予測ゆえの行為だったが、最近では地球温暖化によっていずれ氷の下から姿を現わすだろうと言われている。

米国は60年前、グリーンランドにガチで地下都市を建造済みだった! UFO技術と秘密基地確保が購入目的か!?の画像3
地下基地への入り口。画像は「History」より引用


 また、実はグリーンランドはUFO多発地帯として知られている。過去には海から高速で飛び出してくるUFOが目撃・撮影されており(詳しくはこちらの記事)、周辺の海にはUFOの基地があるのではないかとも言われているのだ。

 となれば、グリーンランドの極秘地下施設でもUFOの研究が行われていたのではないだろうか? 米国はこの機密を守るためにも、グリーンランド全体の権益を必要としているのかもしれない。

 世界を騒がせているトランプ大統領のデンマーク訪問“ドタキャン騒動”であるが、その裏には非礼や無礼を世界的になじられてでもグリーンランドを確保しなければならないという、米国の焦りと切羽詰まった事情が隠されているのかもしれない。

参考:「The Guardian」「Wikipedia」「Newsweek」「History」ほか

TOCANA編集部

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