究極の疲労回復法…感覚の遮断体験「アイソレーションタンク」をサイキック芸人キックがレポート!天啓も降りてくる!?
特筆すべきは、首がとにかく楽だという事。
普段、枕に寝そべって横たわっているときでも、完全に首の緊張が取れているわけでは無いのだと実感した。
とはいえ、ここで代表の言葉を思い出す。「タンクの中で、“自分は全身の力が抜けている”と感じているようでも、まだまだ力んでいる方の方が多い。だから、弛んだと思っても、さらに一段階、力を抜いてみてください」
この言葉を思い出して、今一度脱力する。
体は重力から解放され、究極のリラックス状態に……。
しばらく自分の心身の状態を観察してみる。
すぐにでもボーっと「忘我状態」に入れるかと思っていたら、意外とそうでもない。自分の場合は、今やらなければいけないことや抱えている課題が目の前に一つ一つ出てきて、頭がフル回転しているような状態に。瞑想中に問題を捉えて判断していくような状態とでもいいましょうか……自分の思考や脳内の整理をまずはしている状態が続いたので、ぼーっとぼんやりしているわけではなかった。
さらにここから数十分経過しただろうか。体を浮かばせ続けているうちに、今度は脳内を整理している感覚が薄まり、沈み込んでいた潜在意識が表面に浮かび上がってくるのを感じた。
外界に囚われて生活するうちに、なかなか触れることができなかった潜在意識。普段は睡眠中でしかなかなかアクセスできない潜在意識と、タンクの中で手を繋ぐことができた感覚だった。
自分の深い部分まで到達すると、次に、今後取り組むべき事へのインスピレーションがパッと浮かんだ。
僕は今、お笑いと占いの仕事を二足のわらじで活動しているのだが、今後、健康に関する仕事をすることも考えてみなさいというメッセージ? に似たようなものが降りてきた。
普段は全く意識していない健康の分野への進出というテーマが出てきたことは意外だったし、普段なら考えもしなかったろう。それから数十分目を閉じて浮かび続けていると、終わりの時間を告げる音楽が聞こえてきた。「もう60分が経ったのか?」というほどの体感時間の早さだった……。
■体験終了
焦らずに時間をとってあるので、ゆっくりと出てきてくださいと代表に言われていたので、安心しながらタンクの扉を開け、久しぶりの外界へ。
開けてすぐにタンクで体験した感覚が失われないよう、部屋は適温で薄暗く調整されている。しばらくは体を慣らしながら、徐々に元の世界に戻ることができた。
■終わりに
特殊な養分が体に浸透していく健康作用を高めるため、タンク後は、そこまで入念に体を洗わなくて良いとの事だったので、軽くシャワーを浴び、約一時間ぶりに代表と再会!
感想や今後の利用の仕方等を話して体験は無事終了した。
ちなみにタンクに入った日は、「できればご飯は食べない方がいい」とのこと。
普段完全にリラックスできない内臓が深い部分までリラックスできている状態なので、それを保ったまま休息モードに入って寝た方が完全に疲れがとれるそうだ。
無事体験を終え自宅に帰り、体の変化が出てくるか観察したが、意外なことに、なかなか寝付けない!
特殊なソルトで調合された溶液の塩分が持つ作用で体が芯から温まるため、体が熱く元気になってむしろ行動したくなる感覚の方が強かったのだ。しかしながら、無事にようやく眠りにつけて翌朝起きてびっくり。
寝汗がすごい!!
毒出しができた感覚というのだろうか。体がすっきりしている!!!
また、塩分の浄化効果があったのか、単に身体の疲れが取れただけでなく、もともと憑依体質気味な僕が日々の生活の中でくっつけてしまっていたかもしれない「余分なエネルギー」が取れて心身共に禊になった感覚があった。
そして……驚いたのが、タンクに入った当日でなく、翌日の夜に爆睡できたこと。
体が完全にリセットされ、睡眠障害気味になっていたのに、僕の場合はたった1回のフローティングで症状が改善されたように感じた。
忙しさの中で外界との関わりを強制的に断つ時間を持ち、質の高い休息をとることで、仕事にも日常にもメリハリがつくようになると感じました。とはいえ、トカナ編集者は「首が疲れすぎていると、タンクは本当に首がつらくて浮いてるだけで猛烈な痛み。でもそのつらさを乗り越えるとすごく楽になる」と話していたので、僕の感想が絶対ではないのは承知くださいね。
興味がある方は話のネタにでも、ぜひ一度試されてみてはいかがでしょうか?
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