究極の疲労回復法…感覚の遮断体験「アイソレーションタンク」をサイキック芸人キックがレポート!天啓も降りてくる!?
――サイキック芸人・キックが自ら体験レポート!
最近、トカナの編集者が“ある方法でリラックスしている”ことを知った。それは“外界を一切遮断した状態”で、ただただ水に浮かぶ「アイソレーションタンク」なるものだ。これがとてつもなく、ものすごく、リラックスできるというので興味がわいた。
近頃の僕は、深夜まで原稿を書いたり、資料集めをしたりで、以前と比べてパソコンの前に座って仕事をすることが増えた。夜遅く眠りについても、朝早くに我が家の幼い子どもたちの泣き声で起こされるなんてこともざらにある。睡眠不足のうえ、睡眠の質が低下、しかもそれが毎日毎日続く。「どうにもこうにも、疲れが抜け切れない…」そんな悩みを抱えている中でピンときたのが「アイソレーションタンク」だったのだ。
都内にあるアイソレーションタンク体験施設を探し、早速「60分間フローティングコース」をネットで予約しようとした…のだが…!
意外と予約が埋まっていることにびっくりした。正直、「アイソレーションタンク」はそこまで有名なものではないと勝手に思い込んでいたのだが、ネットを見ると、もう今月の予約の「空き」はあまりないではないか! 驚きつつ、やっと見つけた「空き」に予約!
当日、某マンションの一部屋にあるサロンに行くと、落ち着いた様子の代表が出迎えてくれた。
予約した時間内は完全に貸切状態。他の利用者はいないなか、代表はタンクに関する説明を丁寧に話してくれた。誰にも気を遣うことなくマンツーマンでセッションを受けることができ、体験への不安も取り除かれた。
代表によると、今から入るアイソレーションタンクは代表が研究職の仕事をしているなかで出会ったアメリカ発祥のタンクで、光も音もない中で外界との接触を遮断し、特殊なソルトで調合された溶液に浮かび続けることにより、普段の重力から解放されるというもの。圧倒的なリラクゼーション効果があること、また外界との接触がない状態でリラックスし続けることにより、瞑想状態に入って新たなインスピレーションが湧くことがあるなど、特殊な体験もできる可能性があるというのだ。
ちなみに、タンクの愛用者の中には、企業の重役からスポーツ選手、また俳優もいるという。しかも、ソルトで調合された溶液の「塩の力」で身体を浄化する目的で陰陽師も来るというから実に多彩な客層だ。
さてさて。さっそく体験してみた。順を追って説明していく。
■アイソレーションタンクの体験方法
・タンクに入る前に、シャワーで徹底的に体をきれいにする
皮膚の余計な油分を取ることで、特殊な溶液の成分が体に染み込みやすくなり、それによる健康効果も期待できるそうだ。
・シャワー後は、顔と耳についた水分をしっかりと拭き取って耳栓をつける
この耳栓が非常に大切。耳の中の水分をしっかり取って、耳栓をフィットさせると、フローティング中により深い集中状態に入ることができるという。
・準備が整ったら、いよいよ薄暗い部屋に用意されたタンクに入る
事前に説明を受けた通り、タンクの入り口を開け、足からていねいに入る。溶液の温度は事前のカウンセリングで適温に設定されているので、熱くもなければ冷たくもない。足から入り、全身がタンクに入ったところで横になり、入り口の蓋を閉める。一筋の光も入らない真っ暗な空間が!!
・両手をタンクの内側の壁につけて、落ち着ける位置を調整する
ゆっくりと仰向けになり、自分がしっくりくる位置を探る。慣れたところで壁から両手を離し、体の力抜を抜くと、体が溶液に完全に浮かんだ!
快適…!!!!!!
浮かぶことが気持ち良いのは海水浴などでも体験済みだが、外界との接触がなく、また安定した態勢で浮かび続けられるのは、こんなに気持ちが良いものなのか!
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