なぜ、突然誰かに嫌われることがあるのか? 他者の気持ちがわかる人ほど… 「共感のミラー効果」と振動レベルの真実

他者の気持ちがわかりすぎる人々である“エンパス”は、やはり普段の生活では生きにくさを感じているようだ。
■突然嫌われる“共感のミラー効果”とは?
どこからどう見ても悪い人には見えないどころか、一般的には好感すら持たれるようなタイプの人物であっても、どういうわけか一緒にいたくない気分になったことがあるだろうか。また逆に、その人物が自分のことを嫌っていると如実にわかったことがあるだろうか。
思い当たるフシが多いという自覚があるのなら、アナタは共感能力が高いエンパス(empath)であるのかもしれない。
どうしてエンパスは何もしていないのに人から嫌われやすいのか。それは普段は隠している感情をエンパスには見透かされてしまうからである。
エンパスは目の前にいる人物がどんなにポーカーフェイスであってもその真の感情を察することができるのだが、こうしたケースではその人物も自分が見透かされていることに気づくことが多い。人間の脳には“ミラーニューロン”のネットワークがあり、目の前の人物から感じ取った感情をエンパスは“お返し”しているからである。これは「共感のミラー効果(mirror effect of empathizing)」と説明されている。
そしてこの“お返し”に気づいたとき、人はエンパスを嫌いになるのだ。そしてエンパスの側も自分が嫌われたことを感じとる。
もちろん、特に納得できる理由もなく人を好きになったり嫌いになったりするのは日常茶飯事であり、エンパスであろうとなかろうと嫌いな人とは無理に関係を持つ必要はない。それでもある特定の人々がエンパスを嫌うのにはいくつか理由があるということだ。

■エンパスのミラー効果
もちろんだが、人々は社会生活においては生の感情をむき出しにしているわけではない。中には他者を欺くために感情を隠している者もいるが、たいていは所属する組織の一員としてふさわしく振る舞うために感情を抑制している。
また嫌われないためにも感情を押し殺している人々もいる。そしてその“仮面”を外すことなく、偽りのアイデンティティで一生を過ごす人もいるのだ。
不安、罪悪感、怒りの抑制など、抑圧された感情は隠されている時間が長くなればなるほど膨張して“こじらせる”。しかしエンパスにはその抑圧してある感情を見通し、まさに“鏡”になってその内なる感情を本人に見せることができる。そして自分では認めたくない抑圧した感情を直視させられることで、結果的にエンパスが嫌いになるのだ。
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