死体の疑似体験専門店「シタイラボ」で本気で一度死んでみた!! 衝撃写真多数… 死体になった時、人は何を想うのか体験レポート!
■死体になると、心地良い
さて、そんな事を考えながら体験当日を迎えた。3日前に教えられた、東大阪の住宅街にある家がシタイラボの体験場所だ。今回担当してくれるのは、代表であり写真撮影担当の新レイヤさん、乙原碧さん、乙原緋色さんの3名。シタイラボのスタッフには皆、介添師という肩書きが付いている。
まず「人生を振り返る独白の時」と呼ばれる時間が設けられている。何故このような死に方を選んだのか、などの話を介添師の3名と一緒にお喋りする時間である。
私は、今まで人にほとんど話したことがなかった前述の想いを告げた。驚く声もあれば、共感する声もあった。初潮の絶望感は誰にでもあると私は勝手に思っていたけれど、介添師の皆さんは「始まったんだ」くらいの感覚だったと語ることが驚きであった。同じ女性としての性を持って産まれても、捉え方は人それぞれだと実感した。
30分ほど4人で話してから、いざ死体体験へ。前日に購入したマタニティ用のグレーのワンピースを着て、白い床に横になる。お腹にクッションやらを詰めて、臨月を彷彿とさせる大きなお腹を作る。筆者が扮するのは「仰向けで床に叩き落とされた(妊婦の)飛び降り自殺死体」なので、頭もかち割れているであろう。イカの塩辛に血糊を混ぜたものを頭付近に飛び散らし、ワンピースから覗く脚にも血が塗られ、股にも大量の出血を施される。
どんどん足されていく血糊が冷たくて、きゃっきゃっと泥んこ遊びをする子供のような気分になった。チョーク・アウトラインの縄を周囲に配置し終えたら、ここからは死後の世界。ブルーシートで全身を覆われ、放置タイムが始まる。
シタイ要望書に、ブルーシートで覆われる希望時間を記入する箇所があった。そこには5分、10分と選択肢があるのだが、閉所恐怖症かつ暗所恐怖症の私はほんの少しでいいと要望していた。少しの時間だったが、「死んだらこんな風に肉体の自由がない世界に行くのだな」と思った。でも、案外悪いものではなかった。中にはブルーシートタイムが10分では足らず、もっと長く覆われていたいと言うお客さんもいるのだとか。
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2024.10.02 20:00心霊死体の疑似体験専門店「シタイラボ」で本気で一度死んでみた!! 衝撃写真多数… 死体になった時、人は何を想うのか体験レポート!のページです。死体、葬儀、飛び降り自殺、ブルーシート、山田はるか、シタイラボ、鑑識などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで