スピ系の人ほどQアノン信者になりやすいと判明!
スピリチュアル系の人ほどQアノン信者になりやすいと判明! 5Gやワクチンの陰謀など“真実”に目覚める「絶対主観主義」とは?
世界的“コロナ禍”の中、皮肉なことに実際のウイルス被害よりも、経済へのダメージがより深刻になり、また各種の政治的言説や“陰謀論”が登場したことにより、世論の混迷が深まる事態を迎えている。いったい何を信じればよいのか。あるヨガマスターによれば、こうした時期にはスピリチュアル系の人々こそが判断を見誤るリスクが高いことを指摘している。
■スピリチュアル系に極右“Qアノン”支持リスク
スピリチュアルリーダーでありヨギ(ヨガ実践者)であるジュリアン・ウォーカー氏が混迷の時代において、スピリチュアル系の人々が多く共有している「ニューエイジ思想」には、現在の“コロナ禍”の下では大きな落とし穴が待ち受けていると警告を発している。いったいどういうことなのか。
SF映画の名作『マトリックス』(1999年)の印象的なシーンの1つに、主人公(ネオ)が差し出された青と赤の錠剤のどちらかを選んで飲むシーンがある。青い錠剤を飲めば、これまでと変わらない日常生活の中で目覚め、赤い錠剤を飲めばこのもう元の日常には戻れず、世の真実を知ることになるというのである。ちなみにネオは少し考えた後に赤い錠剤を選んでその場で飲み込む。

ではヨガや瞑想を行うスピリチュアル系の人々はどちらを選ぶのだろうか。ウォーカー氏によればこれらの人々は当然、真実を追求し“目覚め”を得るために赤い錠剤を選ぶと説明している。しかしながらここに大きな誤解と罠が待ち構えているというのだ。
「私の部族(スピリチュアル系の人々)は、『マトリックス』が公開されたときに信じられないほどのインスピレーションと確証を得ました。そのため、皮肉なことですが、その非常に影響力のある映画の“赤い錠剤”を飲む瞬間が、今や極右のトランプ支持者をつなぐ中心的な比喩であると考えるのはおそらく妥当です」(ウォーカー氏)
つまりスピリチュアル系が政治的な極右に結びつくリスクを指摘しており、スピリチュアル系は銃規制に反対し、外出規制に抗議し、Qアノンの支持者に近づくというのである。そしてトランプ大統領が民主党率いる“小児性愛者グループ”を相手に密かに闘いを挑んでいるという“陰謀論”を信じ込みやすくなっているという。
「私たちの側には、“赤い錠剤を服用する”という利己的な行為があたかも霊的な“目覚め”=“超能力”を発達させることであるかのような誤解があります。すでにこれと同じ誤解は、ヨガや瞑想の実践の目的について多くのニューエイジャーたちに根付いています」(ウォーカー氏)

スピリチュアル系の人々が政治的極右の考えに近づき、さらに“陰謀論”まで鵜呑みにしやすいのだとすれば見過ごせないリスクになるのだろう。
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