隣の腐乱死体、山の怪異、呪詛物の見分け方… 超人気怪談師・田中俊行が最恐エピソードを披露！ 清水あいりも絶叫!!

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田中　　どうやら相当な念を入れたお面らしいです。でも、そんなに高くなかったと思うので欲しかったのですが、やっぱり魅力があるらしく比較的早く売れましたね。でも友達からも止められてましたし、（買えなくて）よかったのかも。実は、その友達は目利きがすごく、僕が騙されないようにしっかり鑑定してくれるんです。ちゃんと価値があるか、呪詛的にどれくらいのヤバさなのか、きちんと判断してくれるんですよ。

清水　　まさか、そのお面の購入者は……。嫌な予感しかない。

田中　　そういう強烈な呪詛物を置いていると、店が火事になったりもするそうですよ。

清水　　そんな怖いものが実際に売られているなんて！

田中　　でも呪詛物って、やっぱり魅力的なんです。だから、清水さんも怪しいお店に行ったらぜひ手にとってご覧になるといい。そういうものは、だいたい店の奥の方、隅っこのショーケースの中とかに置いてあったりします。

清水　　買うかどうかわからないけど、どれくらい魅力的なのか見てみたいです。今度、怪しいお店に一緒に連れて行ってください。

■清水あいりは事故物件に住んでいた!?

田中　　ところで、清水さんには本当に霊感がないのですか？

清水　　それが全然ないんです。私の母は寝ている時に、兵隊さんが行進している姿を見たりするほど霊感が強い人なんですけど、私はそういった霊感を母からまったく受け継いでなくって。

　ただ、高校生の時に精神的に辛かった時期があったのですが、その時は毎晩、金縛りに遭ってました。女の霊を見たり、霊が畳をすり足で近付いてくる音が聞こえて。本当に間近に何かがいることが気配でわかるんですが、（そういう時は）目を開けるのも怖いんです。でも、私なりに金縛りの解き方を覚えました。

田中　　へえ、それは清水さんご自身で編み出した方法なんですね？

清水　　そうです。手の指の第一関節に力をぐーっと入れて、ふっと力を抜くと、解けるんです。それでずいぶん助かりましたね。

田中　　精神的に病んでしまい、霊障にも遭っていたのは、住んでいた家が良くなかったとか何か理由があったんじゃないですか？

清水　　その時は15歳で、東京に出てきて一人暮らしを始めた時期でした。霊障は、最初に住んでいた家でも、次に住んだ家でも起きたので、家に憑いている霊のせいじゃないと思います。事故物件でもなかったはずだし。

 
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