地底世界に続く洞窟が南の小島で発見!? 島根県に“地底の使者”、ナチスの地底探査…「地底世界の文献」5つ


2、歴史上存在した地底世界からの使者

 島根県出雲市の出雲大社は全国の神々が年に一度集まる場所として日本では全国民から尊崇の念を持って親しまれている神社であるが、その社の裏山には封印された井戸があると聞く。今から1800年前の古墳時代、倭国の女王「卑弥呼」が邪馬台国を支配していた頃、この地域には夏の居城があったと聞く。調査した結果、この井戸から出てきた「地底世界」からの使者が当時の女王に謁見したという伝聞(過去の文献は不明)が実しやかに囁かれている。その者は献上品を持って女王の前に現れ、地の底に国がある事を知らせた。二回目に謁見された時には、「龍の玉(摩尼)」を献上され、その玉には念ずれば何でも叶うと言われる芸術的な価値もある上に戦術的な価値の高い品が手渡されたとされる。この史実に似た話として秦の始皇帝が空から降りてきた龍人(地底世界アガルタ人か!?)から手渡された「龍の玉」があれば「どんな願いも叶う」とされて大切に扱われたとする「古代の超兵器」もあるらしい。また、どうやら地底世界で犯罪者を地上に送ると言うルールがあったようだ。

 また、地底の世界の国を「根の国」といい、日本全国にその記述が残っているのも興味深い。沖縄に降り立った神もずっと南の根の国からやって来ているという記述もあるので、地底世界からの住人は結構この地上世界にDNAを残している可能性はある。これらに関しては偽史(政治的な意味合いから当時の支配者が神と何らかのつながりを持っているという史実作り)の可能性もあるので、「信ずるに足る話かと言えば、まあそういう事もあるだろう」と言う程度で読者諸氏にも疑念を持ってもらいながら、この後も読み進めてもらいたい。

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