地底世界に続く洞窟が南の小島で発見!? 島根県に“地底の使者”、ナチスの地底探査…「地底世界の文献」5つ
3、第二次世界大戦中のドイツ軍が探し求めた地底世界と超古代兵器
1930年代、欧州ドイツでは第三帝国や超古代の兵器に関するファンタジーが注目されていた。「ブリル協会」を創始したカール・ハウスホーファー(1908〜1910年に駐日独大使付きの武官として駐在中に、秘密結社「緑龍会」と接触、帰国後、その真髄を柱の一つにした)をはじめとした神智学に興じる指導者が、旧約聖書時代の「聖杯」を手中に収め、これを持って世界を支配したいと北アフリカを攻めたり、チベットに探検隊を派遣し、黒曜石でできた五角錐のピラミッド(現在は中国軍に厳重に管理されおり、近づけない)の入口を発見して、地底世界へ行き、何とか地底文明から全世界を統率できる武器を手に入れたいと工作を行なっていたのだ。
また超能力者やテレパスなどを集めて教育し、ある種の儀式を通じて、異星人(オリオン)からも通信技術や新兵器、空飛ぶ飛行機の科学技術を供与されようとして工作に励んでいた節がある。異星人側からはデルタTアンテナ(電離層を利用したマイクロ波送受信技術)のテクノロジーを供与される代わりに、地球の支配権の一部と居住地域の分与などが話し合われたとされる。それが事実であったのか、伝聞だったのかは疑わしいが、戦後の作り話に尾鰭がついて結局は映画などの興業に利用された。秘密宗教に傾倒していた旧ドイツ軍の上層部は、チベットのピラミッドに関しても英国の探検隊の伝聞を聞きつけ、地元住民の中のいわゆる高僧のごく一部の人々は地底世界との交流を深めていたので探検隊を派遣しているが、そこでも戦線を有利に運ばせたい軍の高官などが手柄を得たいが為に、生き急いだのではないかと言われているが、探検隊はピラミッドに入った後、消息を立っている。彼らが高度な文明と交流したがっていた相手は、現地の伝説から「地底世界シャンバラ」だったのではないかと思われる。現在でも月の裏側や南極の氷の下に第三帝国があるとか映画のテーマに利用されまくっているけれど、人類が未踏の場所に、軍組織がすでに基地を作って着々と地球支配の計画を張り巡らしていると聞くと胸が高鳴る思いだが、こういう話はSFの中だけの設定である。
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