ロシアは5月9日までにウクライナを核攻撃して「日本の再現」を狙う!? “本当の戦況”をジェームズ斉藤が解説

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第12回

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画像は「Mirror」より引用

【ジェームズ斉藤が明かす「ウクライナ侵攻」の真実】
第1回:全ては出来レース… 米露は密約を交わしている
第2回:真の黒幕はバチカンか!? 裏世界の縮図を暴露
第3回:ロシアの目的はウクライナの「隠し核兵器」か!?
第4回:侵攻直前にロシアが流した“謎の映像”の意味
第5回:ウクライナ大統領の正体は“ロシアのスパイ”か?
第6回:侵攻の陰でロシア軍内部にプーチン暗殺の陰謀!?
第7回:プーチンはチェルノブイリに核を落とすつもりか!?
第8回:ゼレンスキーの“報じられない闇”! 黒すぎる人脈
第9回:侵攻苦戦は“伝統”… プーチンを操る「影の支配者」
第10回:プーチンはすでに核兵器使用を決意か!? “三重の裏”
第11回:プーチンは「ユダヤ・ファースト」で動いていた!?
第12回:本記事
第13回:“ウクライナ後”に待ち受ける「新たな世界秩序」
第14回:露の危機、米の利益、英の謀略… 侵攻と世界情勢の裏
第15回:オリガルヒ怪死の真実、「グレート・ナラティブ」へ

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  以前から懸念していましたが、プーチンが5月9日の対独戦勝記念日に向けて本気で核を使おうとしています。

──やっぱりそうなんですね。あっ、でも、昨日(4月19日)ロシアのラブロフ外務大臣が「現時点でロシアは核を使う予定はない」と言ってましたが、あれは嘘なんですか?

ジェームズ  嘘です。逆にその言葉があったからこそ、使う確率は高まったと判断しました。そもそもロシア外務省の最重要任務は、ディスインフォメーションの拡散です。ロシア外務省は、ラヴロフ外務大臣や最近日本でもマスコミの露出度が高いガルージン駐日ロシア大使のような、真顔で嘘をついて、逆に相手を貶めるような厚顔無恥の人間のみが外交官に選ばれます。そして案の定、クレムリンは今日の朝、「新しい軍事作戦の段階に入った」と声明文を出したのです。「昨日とはまったく違ったフェーズに入った」と言い出したんです。

──核を使わないと言った翌日に白紙に戻したと!

ジェームズ  びっくりしますよね。しかし、これがロシアのやり方です。ロシアから出てくる情報は常に言葉通りではありません。逆の意味の可能性があると思っていないと読み間違います。

──じゃあ、本当に核を使うんですね。

ジェームズ  さすがに断言はできませんが、戦況次第では明日、明後日にも使うかもしれません。あるいは結局使わないかもしれません。ただし、可能性として常に存在し、確率が非常に高くなっています。ロシアは核を使用したい願望が強い国です。というのも、これまで戦争で核を使ったのはアメリカだけです。これこそがまさに超大国の証ですよね? 核を使っても他国から文句を言わせないわけですから。

──まさにスーパーパワーですね。

ジェームズ  そうです。ロシアもその地位をずっと手に入れたいと思っていたのです。むしろ、アメリカだけが核使用国と言う現状は、ロシアにとってトラウマになるほどの屈辱です。もうひとつ、核を使う確率が高まっている理由は、いまクレムリンが熱心に研究しているのが第二次世界大戦における日本の無条件降伏に至るまでの道程だそうです。日本は核を落とされて無条件降伏を受け入れたわけですから、その再現がウクライナでも可能かどうかを研究しているのです。今、こういった情報が刻々と上がってきているので、核を使うシナリオは現実味を増しているという判断です。

──確率が日毎に高まっているんですね。

ジェームズ  現実にならないことを願っていますが。

──そうですね。ちなみに、ロシアは核を持ち出さないといけないぐらい追い詰められている状況なんですか?

ジェームズ  いえ、そんなことはまったくありません。西側メディアが盛んに流しているロシア軍が壊滅の危機にあるといった情報は全部、フェイクです。ロシア対ウクライナの軍事力は最初から大きな差があります。

──でも、ロシア戦車がかなり破壊されていますが。スティンガーとかで。

ジェームズ  それがどうしたというんですか? ロシアにとっては痛くも痒くもありません。破壊されたら再び投入すればいいだけです。人命軽視なんてロシア軍の伝統ですよ。これまでだって国内で粛清をしながら戦争をしてきた人たちですから、人が死のうが何だろうが、圧倒的に物量が違いますから、ロシアがウクライナに負けるということは100%ありえないことです。今は、ロシアが不利に見える報道を西側が流しているだけです。そもそもロシアは歴史上、一度も完全に負けたことがないんです。モンゴル支配の時代でも、一時的には属国になりましたが、後にはモンゴルを駆逐しています。日露戦争でもロシアは「敗戦国」になっていますが、それは国際法上の勝敗で軍事レベルでは当時でもロシア軍が圧倒的に優勢で、日本が「戦勝国」になったのは外交力で戦線を満州に限定したからです。

──確かにそうですね。あと、もう1つお聞きしたいのは、日本の一部では「ウクライナ人を殺しているのはウクライナ人だ」と言う人がいます。あれはどうなんでしょうか? 本当に悪いのはネオナチであり、アゾフ大隊であり、彼らがロシア系ウクライナ人を虐殺しているんじゃないのか? と思っている人って少なくないと思うんですよ。

ジェームズ  そこは多くの人が勘違いしやすい問題です。まず、アゾフがロシア人やロシア系ウクライナ人を殺しているのは確かです。しかし、そのアゾフはそもそもどっち側の勢力なのかという部分の検証が必要なんです。ゼレンスキー大統領と一緒で、アゾフたちもダブルエージェントをやっている可能性が非常に高いと私は見ています。

──アゾフももともとロシアが作ったコントロールされた反対勢力だと。

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