中国「台湾侵攻」は来週開始で確定か! 日本もペロシの命令で内閣改造&戦時体制へ、だが速攻で“あの島”を取られ…(ジェームズ斉藤)
ジェームズ いま中国経済は完全に破綻しています。いえ、数年前からすでに死に体で、今の中国経済はゾンビ化したものを強制的に回している様な状態です。なぜそんなことになったのかというと、不動産業者がずっと詐欺のようなことをしていたからです。典型的なのが銀行から金を借りて土地を買います。そこにタワーマンションを作るといって設計図やモデルハウスだけで各戸を分譲で売ります。ところが、不動産業者はタワマンを作らずに、また別の土地を買って「タワマンを作ります」というふうに人々を騙すのです。最後にはタワマンを買った人がいつできるんだって怒り出しますよね。
──当然です。
ジェームズ そういうことをやっていたんです。これはもちろん詐欺なのですが、中国は中途半端な資本主義なので、業者は最後には共産党が助けてくれると思っていたわけです。業者の中には中国共産党の幹部もいるわけですから。共産党の建前は、資本主義の矛盾を解決し、永遠の経済成長を約束することでした。ですから、業者は共産党がなんとかしてくれるとたかをくくっていたのですが、習近平は地方の知事、地方の役人に責任をなすりつけて中国共産党は知らないと言い出したんです。
もちろん、そんなことを突然言われても地方では対応できませんから、結局、タワマンを買った庶民が泣き寝入りする状態になっているんです。
ただし、問題はここからで、中国では一般庶民が泣き寝入りさせられるような状況を作ると中国の政権は終わりになります。中国の為政者が一番やってはいけないことは一般大衆を怒らせて北京に歯向かわせることなんです。いま習近平はそれをやってしまっています。
──つまり、習近平政権は全然盤石ではなく、かなりの末期状態だったんですね?
ジェームズ そうです。今の中国は、19世紀末に「東亜病夫(東アジアの病人)」と呼ばれながら帝国主義に突っ走り、新興国の大日本帝国にまで敗北して、ついに亡国となった清王朝末期を彷彿とさせます。当時と今も変わらず、中国は「内憂外患」から抜け出せないのです。ですから、11月まで無事に政権を維持するということも、実は難しかったのです。習近平は国内が大炎上して毎日デモが起きているので、人民解放軍を出動させて、街の安定を取り戻すという大義名分のもとにデモ隊を叩いていたのです。
──それって天安門一歩手前じゃないですか。
ジェームズ 本当にそうなんですよ。ですから、習近平にとって台湾有事は最後の最後に残された禁断の突破口だったんです。
──国内問題から目を逸らせるために外国と戦争をすると。すべてに失敗した為政者が最後にやることですね。
ジェームズ はい。ただし、失敗すると思います。なぜなら1日や2日でサクッと台湾を併合できたら習近平の勝ちで彼の復活は現実味を帯びますが、ロシアのプーチンだってウクライナを3日で攻略すると言いながら半年以上過ぎています。ですから他国に侵攻するというのは簡単ではないです。
──そこまで国内状況が悪いと、実は今回の台湾有事は習近平も裏でペロシと同調していたんじゃないかと邪推したくなりますね。
ジェームズ アメリカからすると、中国の国内状況をインテリジェンスで全部掴んでいます。ですから、どこをつついたら習近平が動くか完全にわかっています。そこにペロシの訪台を行うことで習近平が軍を動かしやすくしたんです。ところが、併合なんて簡単にはできませんから、これで習近平のメンツはまた潰れるわけです。すると、江沢民派が復活してきて、台湾も中国も江沢民派、浙江財閥がトップになるという青写真を描いていると思います。
そして、前回もお話ししましたが、アメリカの民主党は浙江財閥とズブズブです。
──フランクリン・ルーズベルトの時代からでしたね。
ジェームズ 国民党の蒋介石の妻宋美齢が浙江財閥創設者の娘で、宋美齢はルーベルト大統領はもちろん妻のエレノアと共闘して、アメリカを中国礼賛に導きましたから。実はエレノアは国連の世界人権宣言を書いた最狂の極左です。いまのLGBTQを体現もしていて、夫の不倫を容認し、自分も不倫し、レズビアンの彼女もいた人です。
──凄い人を妻にしてますね、ルーズベルトは。
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2024.10.02 20:00心霊中国「台湾侵攻」は来週開始で確定か! 日本もペロシの命令で内閣改造&戦時体制へ、だが速攻で“あの島”を取られ…(ジェームズ斉藤)のページです。習近平、ナンシー・ペロシ、第三次世界大戦、台湾有事、浙江財閥、SKRなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで