アルツハイマーは発病6年前に100%の精度で発見可能
「世界アルツハイマーデー」 AI診断で発病6年前に100%の精度で異常を発見可能
※ こちらの記事は2018年11月11日の記事を再掲しています。
AIによる病気の画像診断はいずれ人間の目を凌駕すると言われてきたが、新たに発表された研究はその実例の一つであろう。米国の大学がアルツハイマー病の発病を4~8年前に正確に予測するAIを開発した。しかもその正確性は、小規模なテストでの結果ではあるというものの、なんと100%であったというから驚きだ。英「Daily Mail」ほか、多数メディアがこの驚きの研究を報じている。

■100%アルツハイマー病を発見したAI
アルツハイマー病は高齢者における認知症の最大の原因といわれる進行性の脳疾患で、記憶や思考能力に徐々に障害が現れ、最終的には日常的な簡単な作業もできなくなる。原因の一つは脳に蓄積するアミロイドβというタンパク質とされており、沈着したタンパク質の影響でやがて脳の神経細胞が変化して機能しなくなるのだ。現在のところ治療法はないが、早期発見で対策すれば発症を遅らせることは可能ともいわれている。
米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の放射線医学や画像診断の研究者らが今月6日に専門誌「Radiology」に発表した論文によると、人の目では知覚できない微妙な脳の変化をAIに学習させることで、数年後にアルツハイマー病を発病する患者を診断することに成功したという。AIは発症の平均6年前にアルツハイマー病を発見でき、小規模なテストではあるが、100%の精度で診断を行ったという。
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