曰くつきの地下トンネルで「本物の幽霊映像」を撮影!? 懐疑派ジャーナリストも困惑=英

 英ウェールズ地方在住に住む女性が、有名な城の地下にあるトンネルで「幽霊のような人影」を撮影した。

 先月、ジャーナリストのエミリー・プライスさんは夫と一緒に有名な史跡でもあるカーディフ城へ観光に訪れた。第二次世界大戦中に空襲から身を守るために作られた、城の地下に彫られたトンネルを歩いていた彼女は、備え付けられたスピーカーからネヴィル・チェンバレンがイギリスの参戦を宣言した伝説的な演説が流れていることに気づいた。興味深く思った彼女は記録のため、携帯電話を取り出して撮影を始めたところ、通路の前方に奇妙なものが動いているのを見つけたという。

曰くつきの地下トンネルで「本物の幽霊映像」を撮影!? 懐疑派ジャーナリストも困惑=英の画像1
画像は「@EPriceJourno (Twitter)」より
曰くつきの地下トンネルで「本物の幽霊映像」を撮影!? 懐疑派ジャーナリストも困惑=英の画像2
画像は「@EPriceJourno (Twitter)」より

 その人物は「グレーと白のワンピース」を着ており、「まるで顔のない女性のようだった」と彼女は振り返る。夫妻はその人物がいた場所に行ってみたものの、その場所には誰もいなかったという。

 城の地下道を抜けても周囲にはその人物と同じような服装をした人物は見当たらず、2人はさらに困惑した。プライスさんはこの体験を単なる見間違いとして片付けようとしたが、幽霊の姿が偶然にも動画に収められていたことに気づいたのである。

 ちなみにプライスさん自身はどちらかというと超常現象に対して懐疑的で、自分の目で幽霊を見るまではこのトンネルで目撃された幽霊にまつわる話も知らなかったとのこと。

 彼女が映像をSNSに公開した後、かつてこの城でツアーガイドを勤めていた人物から、「この不気味な異変は過去にこの通路で目撃された幽霊と似ている」という指摘を受けたという。

 今回の体験は、彼女の超常現象に対する考え方を完全に覆すものではなかったものの、プライスさんは「カーディフ城のトンネル内で見たものが何であれ、それは永遠に私の中に残るだろう」と語っている。

参考:「Coast to Coast AM」ほか

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文=田中尚(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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