薬物、性行為、未成年への性的虐待? バイデン息子の1万枚の写真公開、大量のペ〇ス画像と全裸セルフィ

 数々の疑惑に包まれた米大統領の次男、ハンター・バイデンのノートパソコンから流出した大量のプライベート写真が公開されている。赤裸々な日常を物語る写真の数々には薬物依存の影も見え隠れしていた――。

バイデン次男のプライベート写真1万枚を暴露

 今月2日、ホワイトハウスの敷地内でコカインが発見されるという前代未聞の事件が起こったが、当日にはバイデン大統領はホワイトハウスにはいなかったためあまり面倒なことにはなっていないようだが、誰がどのように持ち込んだのかについては依然として不明だ。

 気になるのはこの事件の2日前に大統領の次男のハンター・バイデンがホワイトハウスを訪れていたことだ。ハンターはかつてコカイン依存症であったことを自他共に認めている。

 ハンター・バイデンは2021年に出版した回想録『Beautiful Things』の中でコカイン中毒に何年も苦しんできたことについて詳しく言及している。その症状の痕跡はハンター・バイデンのラップトップパソコンから流出した大量のプライベート写真からも窺い知ることができる。

 ハンター・バイデンの海外での事業活動や、脱税や銃所持による起訴の可能性に関して捜査が行われている中、ハンター・バイデンが放棄したノートパソコンからの膨大な写真のカタログが今年6月1日、新たなウェブサイト「BidenLaptopMedia.com」で公開された。

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ハンターと当時の恋人ゾーイ(画像は「New York Post」より)

 ドナルド・トランプ元大統領のスタッフが率いる非営利団体「マルコ・ポーロ」は、2008年から2019年の間に撮影されたハンター・バイデンに関係する約1万枚の写真をスキャンし、個人情報や性器が写っているものなど一部の画像を編集して同サイトに公開。これまでにも一部の画像はメディアに流出していたが、その全体が公開されたのは今回が初めてだ。

 写真の中にはハンターの性行為の様子を写したものや、薬物を摂取している現場と思われるようなかなり際どい写真もある。また編集された写真の中には、社会保障番号、銀行番号、クレジット カード番号などの個人情報が表示されているものも含まれている(修正済み)。

「私たちが一番大切にしていることは、真実と透明性です」とマルコ・ポーロの創設者であるギャレット・ジーグラー氏は「FOXニュース」に語っている。

 そもそもこの問題は2019年にハンターがデラウェア州にあったコンピュータ修理店にノートパソコンを修理に出したことに端を発している。

 修理が終わっても引き取りにこないハンターに痺れを切らした修理店のオーナーは、受け取り期限が切れたとしてハンターのノートパソコンを没収して私物化した。そしてハードディスク内のデータがトランプ陣営に渡り、最終的にはFBI(米連邦捜査局)も手にすることになったのだ。

 そして今回、このデータの中にあった多数の写真がウェブサイトで公開され、再び物議を醸すことになった。また同サイトにはノートパソコンだけでなくiPhoneで撮影された画像も収録されている。

好印象の写真も削除はしない

「BidenLaptopMedia.com」ではこれまで未公開だった写真2枚も公開されている。

 その1枚はハンターと故ボー・バイデンの未亡人ハリー・バイデンの間のテキストメッセージで、もう1枚はハンターと当時のガールフレンド、ゾーイ・ケスタンとのツーショット写真である。公開された写真の中にはハリーの下着姿や裸を写したと思われる写真も含まれている。ハリーはハンターの愛人であったといわれているが、ハリーの娘であるナタリーとハンターとの間で何かがあったらしく、ある時期からハリーとハンターの関係が悪化、ハリーは娘をハンターに会わせないようにしていたことが暴露されたメールから明らかになっている。

 たとえば、ハンターからハリーに送信されたメールの1つには、こう書かれている。「ナタリーと俺が2人きりになると危険だって彼女に信じ込ませるのはやめてくれ」と。ハリーはハンターの何を恐れていたのか。ハリーはハンターに対しなんども薬物を止めるよう警告していたことから、彼の薬物依存に不満を持っていたようだ。また、一説にはハンターとナタリー(当時14歳)が肉体関係にあったといわれているが……。そのことを暗示するかのように公開された写真の中にはナタリーと思われる少女が立てた中指を口にくわえているものもある。ナタリーの頬には特徴的なホクロがある。公開されたアルバムを見てみるとすぐに気づくが、ナタリーの写真がかなり多い。しかも水着姿のナタリーの写真が多いのが特徴的だ。キス顔やシャワー後のように髪がしっとりと濡れた姿のナタリーも写っている。ハンターは年端もゆかぬ姪っ子に並々ならぬ感情を抱いていたのかもしれない。また、ハリーがナタリーへの面会を禁止した頃、ハリーの姉であるエリザベス・セカンディはハンター宛に「ナタリーがあなたのことで感情的に泣いてる。今すぐ電話して!」というメールを送っている。ナタリーにとってもハンターは叔父以上の存在だったのだろうか。

「アメリカ国民が自分たちのファーストファミリーがどんな感じなのか知りたければ、(サイトを見れば)すぐに分かるでしょう。そしてバイデン夫妻に良いイメージを持たせる写真を削除するつもりはありません」とジーグラー氏は「FOXニュース」に語った。

「ハンターの娘フィネガンがイラクやアフガニスタンなど海外に駐留している軍隊に宛てて書いた手紙の写真があります。可愛いお手紙ですね。フィネガンは当時9歳くらいで、バイデン一家に良い印象を与えているのは間違いありません」(ジーグラー氏)

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薬物吸引を連想させる写真(画像は「New York Post」より)

 連邦検察は脱税や薬物使用、銃購入フォームへの虚偽の記入などの容疑でハンターを起訴するかどうかについてはまだ発表を保留している。

 ハンターは下院監視委員会による海外での事業活動に関する別の議会調査にも直面している。同委員会はファーストファミリーで影響力を広めていた主張を裏付けるために銀行記録を徹底的に調べているようだ。

 ジーグラー氏のマルコ・ポーロは、このほかにもウェブサイト「BidenLaptopEmails.com」もホストしており、ノートパソコンに保存されていた12万通を超える電子メールを同サイトで閲覧することができる。こちらは、ウクライナのエネルギー会社ブリスマや中国共産党系企業の中国華信能源(CEFCチャイナエナジー)とバイデン親子の汚職の証拠となる可能性がある。

 ハンターのプライベートを赤裸々に暴いたこの2つのウェブサイトからバイデン陣営を揺るがすスキャンダルが浮上してくるのかしばらくは予断を許さないようだ。

参考:「New York Post」「FOX News」「The U.S. Sun」ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
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