南極に謎の扉!?Googleマップで発見された“どこでもドア”のような存在の真相とは

画像は「Googleマップ」より

 雪と氷に閉ざされ、未だに人跡未踏の地が広がる大地、南極大陸。

 皆さんはこの土地にまるで「どこでもドア」のような、謎の扉が存在しているのをご存知だろうか。Google Mapsで座標69°00’50 “S 39°36’22 “Eと入力すると、雪に半ば埋もれた形で水色の四角い地形が現れる。ドアの周りに枠、ないしは壁のように見える構造となっていることもあり、自然物と思えないその造形から「南極に謎の扉がある」として度々話題になる構造物?だ。

 南極大陸は、長年にわたって多くの陰謀論の舞台となっており、地球外生命体の秘密基地、古代のピラミッド、その他の異常が存在するという主張も珍しくない。人間が迂闊に立ち入ることのできない南極は、確かに異星人がその存在を隠すのに理想的な場所だ。敗戦したナチスの残党が南米経由で南極に逃れたという都市伝説も存在している。中には南極大陸はかつて海に沈んだアトランティス大陸そのものである可能性さえある、と考える人もいる。これらの都市伝説や陰謀論に登場する人々が地下深くに創り上げた巨大な秘密複合施設の出入り口が、この扉だと言われているのだ。

 しかし、この “扉 “は本当にこれらの都市伝説や陰謀と関係があるのだろうか?中にはまだ公にされていないだけでれっきとしたどこかの国の極地研究所、例えばスバールバル諸島にあるような種子貯蔵庫の入り口にすぎないのではないか、という意見も存在している。

 いずれにせよ、この扉の正体が明らかになるのは、誰かが実際に現地に向かって現場の画像や映像を公開するのを待たなくてはならないだろう。

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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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