「神の啓示は“便意”だった」イスラエルでミサイル警報を無視した男の命を救った“突然の便意”

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イメージ画像 Created with AI image generation (OpenAI)

 緊迫する中東情勢の最中、にわかには信じがたいニュースが飛び込んできた。イランからのミサイル攻撃を受けたイスラエルで、ある男性が九死に一生を得た。彼が語った生還の理由は、なんと「神様がウンコに行かせてくれたから」だという。これは、深刻な紛争のさなかに起きた、ある種の奇跡の物語である。

「神様のおかげで…」血まみれの生存者が語った真相

 イスラエルのテレビ局「チャンネル13」が、イランによるミサイル攻撃の被害を取材していた時のことだ。カメラの前に現れたのは、半裸で血にまみれた男性、モシェさん。彼の家はミサイルの直撃を受け、見るも無残に破壊されていた。

 にもかかわらず、彼は命を取り留めていた。一体なぜ助かったのか? インタビュアーに問われた彼は、驚くべき証言を始めた。

「どうして助かったかって?話は簡単さ」と彼は語る。「俺はミサイル警報なんて怖くなくて、いつもテレビの前でミサイルが飛んでいくのを眺めていたんだ。テレビの前は一面ガラス張りなんだけどね」

 しかし、その日に限って状況は違った。「たまたま、ウンコがしたくなってトイレに駆け込んだんだ。おかげで助かった。神に感謝するよ。神様が俺にウンコをさせたんだ」と、彼は興奮気味に語った。まさにその瞬間、彼がいつもいたはずのリビングがミサイルの直撃を受けたのだ。

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画像は「Daily Star」より

「便意に頼るな」元政府報道官からのユーモラスな警告

 この衝撃的なインタビュー映像は、瞬く間にSNSで拡散された。この珍事に対し、イスラエルの元政府報道官も自身のSNSアカウントで反応。

「この男性はミサイル警報を無視したが、トイレに行ったおかげで助かった」と状況を整理しつつ、「皆さんは、自分の命を守るために便意に頼らないように。ちゃんと防空壕に入ってください」と、ユーモアを交えつつも真剣な警告を発した。この投稿は、多くの人々の注目を集めることとなった。

奇跡の裏にある、深刻な紛争の現実

 この一見すると笑い話のようなエピソードは、イスラエルとイランの間で続く深刻な軍事衝突の真っ只中で起きたものだ。双方が報復攻撃を繰り返し、多くの市民が危険に晒されている。

 イスラエル国防相が「テヘランを燃やす」と強硬な姿勢を見せれば、イランの最高指導者も「シオニスト政権(イスラエル)は痛みを伴う運命をたどる」と応酬するなど、緊張は高まる一方だ。

 モシェさんの奇跡的な生還は、そんな絶望的な状況下で起きた、ほんの一筋の光かもしれない。しかし、彼の体験は同時に、戦争がもたらす理不尽さと、人々の日常がいかに脆いものであるかを、私たちに突きつけているのかもしれない。

参考:Daily Star、ほか

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