【衝撃】エコー写真に「神の手」出現!? 祈りが起こした奇跡か、それとも…

米ケンタッキー州のある女性が、妊娠中の超音波検査(エコー検査)で、まるで「神の手」がお腹の赤ちゃんを優しく包み込んでいるかのような不思議な映像を目にしたという。これは単なる偶然か、それとも…。感動的な物語を紹介しよう。
エコー写真に現れた「神の手」?
妊娠8ヶ月のアマンダ・フォスターさん(33歳)は、お腹の男の子の32週目の超音波検査で、驚くべき光景を目の当たりにした。そこには、まるで大きな手が赤ちゃんの頭をそっと撫でているかのような影が映し出されていたのだ。
実は、アマンダさんの赤ちゃんは妊娠初期に心臓に問題が見つかっていた。大動脈近くの心臓の壁に問題があり、命に関わる可能性もあったという。アマンダさんは、検査のたびに「どうか、この子に神様のお守りがありますように」と繰り返し祈っていた。
幸いにも、専門医による再検査の結果、赤ちゃんの心臓の問題は消えていた。「私たちは何度も何度も祈りました。多くの人も一緒に祈ってくれました。専門医に診てもらったときには、問題はなくなっていたのです」とアマンダさんは語る。この経験から、彼女は毎回の検診前に祈りを捧げるようになったという。
この超音波写真はインターネット上でも話題となり、「素晴らしい」「まさに奇跡だ」といった声が寄せられている。もちろん、「赤ちゃん自身の手が大きく歪んで写っただけではないか」といった冷静な意見もある。しかし、アマンダさんと夫のカイルさんにとっては、これは愛する息子を神様が守ってくれている証に他ならなかった。
過去の悲しみと、失われた信仰
アマンダさんの道のりは決して平坦なものではなかった。彼女がまだ17歳だった頃、最初の男の子を妊娠したが、妊娠18週で「ポッター症候群」と診断された。これは、赤ちゃんの腎臓が正常に発達しない、あるいは欠損することで起こる稀な疾患だ。肺の発育も妨げられ、顔つきや手足にも特徴的な変形が見られる。残念ながら、この病気は致死的であり、アマンダさんは最初の子供を失うという辛い経験をした。
「あの時の私は、『神様が私の息子を連れて行くなら、私も一緒に連れて行って!』とさえ思いました」と彼女は当時を振り返る。しかし、そうはならず、彼女は神に対して深い恨みと怒りを抱くようになった。さらに追い打ちをかけるように、「ポッター症候群は男の子に多いため、健康な男の子を授かるのは難しいだろう」と医師から告げられたという。
その後、アマンダさんとカイルさんは二人の健康な女の子に恵まれた。母親になれた喜びはあったものの、アマンダさんの心は「怒り、痛み、混乱、そして苦しみで溺れそうだった」という。「神様がいないなんて疑ったことはありませんでした。ただ、私にあんな仕打ちをした神様とは、もう関わりたくなかったのです」と彼女は語る。しばらくの間、彼女は混乱した日々を送っていた。

再び見出した光と、感謝の涙
疲れ果て完全に打ちのめされたアマンダさんは、2021年9月、ついに自分の人生をイエス・キリストに委ねる決心をする。その瞬間から、彼女の人生は良い方向へと劇的に変わり始めたという。そして同年11月、彼女は再び妊娠した。
「2022年の3月、お腹の子が男の子で、しかも健康だと分かったんです! その子は今、もうすぐ3歳になります。そして今回、また男の子を授かりました。この妊娠も、決して順風満帆ではありませんでしたが…」
例の超音波検査の日、アマンダさんは末の娘ベイリーちゃんを連れて行った。そして、お腹の弟の顔のあたりにある大きな手に最初に気づいたのは、ベイリーちゃんだったという。
「あの超音波写真のことを考えれば考えるほど、涙が溢れてきて、神様がこれまで、そして今も私のためにしてくださっている全てのことに感謝の気持ちでいっぱいになります」とアマンダさんは語る。
困難を乗り越え、再び信仰を見出した彼女にとって、この一枚の写真は、神の愛と守りを確信する、かけがえのない宝物となったようだ。
参考:Daily Mail Online、ほか
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2024.10.02 20:00心霊【衝撃】エコー写真に「神の手」出現!? 祈りが起こした奇跡か、それとも…のページです。奇跡、神、エコー写真などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで