審判の日は10月29日 ―「彗星なら崩壊する」“3I/ATLAS”は偽装した宇宙船?
審判の日は10月29日 ―「彗星なら崩壊する」とハーバード大教授が言及、謎の天体“3I/ATLAS”は偽装した宇宙船なのか

太陽系の外から飛来した謎の訪問者「3I/ATLAS」。多くの科学者がこれを「恒星間彗星」と見なす中、ハーバード大学の天文学者、アヴィ・ローブ教授が、世界に向けて戦慄の警告を発した。「あれは彗星に偽装した、敵対的な異星人の宇宙船、“トロイの木馬”である可能性が30~40%ある」と。あと2週間で太陽に最接近するこの謎の天体は、その時、ついに正体を現すのだろうか。
彗星の常識を覆す「異常な金属放出」
3I/ATLASは、2017年の「オウムアムア」、2019年の「ボリソフ」に続き、観測史上3番目となる恒星間天体だ。75億年前に別の恒星系で生まれ、天の川銀河を気の遠くなるような時間旅してきたと考えられている。NASAの最新の研究では、この天体から水が放出されていることも確認されており、一見すると典型的な「氷と塵でできた彗星」のように思える。
しかし、ローブ教授はこの天体が発見された当初から、その動きにいくつかの「異常」があることに気づいていた。3I/ATLASが、彗星の常識では考えられない形で「金属を放出している」のが確認されたのだ。

10月29日、審判の時―彗星なら「崩壊するはず」
ローブ教授によれば、もし3I/ATLASが本当にただの彗星ならば、10月29日に太陽に最も近づく際、その強力な熱と重力によって「粉々に崩壊するはず」だという。もし、その日を過ぎても天体がその姿を保ち続けていたとしたら…。それは、この物体が自然のものではなく、高度な技術によって作られた人工物であることの何よりの証拠となるという。
ローブ教授が恐れるのは、まさにギリシャ神話の「トロイの木馬」だ。無害な彗星を装い、我々を油断させ、その懐に飛び込んできたところで、その真の目的―人類への攻撃―を明らかにするのではないか、と。

「政府は宇宙人との対話プロトコルを持っていない」
ローブ教授は、この深刻な事態に対し、各国の政府があまりに無防備であると警鐘を鳴らす。「我々の裏庭に現れた訪問者は、玄関から侵入し、差し迫った脅威となる可能性がある。しかし、地球近傍で機能している異星人の装置が発見された場合に、どう対応するかのプロトコル(手順)が、どの政府にも存在しないのだ」と。
彼は、今こそ全天をくまなく調査し、地球外からの脅威に備えるべきだと主張する。たとえ脅威が見つからなかったとしても、その投資は科学の発展に大きく貢献する「ウィンウィンの投資だ」と。
もちろん、ローブ教授の主張はあまりに突飛であり、「陰謀論を煽っている」と批判する科学者も少なくない。しかし、彼は自らの仮説に、今も絶対の自信を見せている。
果たして、3I/ATLASは、75億年の時を超えて我々に届けられた「過去からのメッセージ」なのか。それとも、人類の運命を左右する、恐るべき“トロイの木馬”なのか。その答えが明らかになる審判の日は、もうすぐそこまで迫っている。
参考:Daily Star、ほか
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2024.10.02 20:00心霊審判の日は10月29日 ―「彗星なら崩壊する」とハーバード大教授が言及、謎の天体“3I/ATLAS”は偽装した宇宙船なのかのページです。彗星、宇宙船、アヴィー・ローブ、トロイの木馬、3I/ATLASなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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